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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】秘密を共有し、一緒に暮らす人

秘密の心理 (講談社現代新書)

秘密の心理 (講談社現代新書)

 

学生時代に読んだ「秘密の心理」を再読。秘密とは、他者との距離を遠ざける一方、その秘密を共有できた場合、その関係性は密になるとのこと。秘密を抱えているうちは疎遠だけれど、秘密を共有すると一体化して暮らすという。秘密という要素が、人間同士の距離感を左右するというのも面白いものです。

ヒューマンデザインで、僕自身のインカネーションクロス(魂の使命、人生の目的)を見た場合、まさにその「誰かと秘密を共有し、一緒に暮らすこと」が究極的なテーマになっています。つまりいつもフランクに、何でも話してくれる友人知人は、このテーマのお相手ではないのでしょう。もちろんリーディングでは、クライアントさんの秘密を聞く機会も多いのですが、仕事を越えて親密にはなってはいませんし、僕自身はまだそのテーマには到達していないようです。

以前も書きましたが、自分の中に秘密(=誰にも知られたくない悲しみや苦しみ)を抱えているうちは、そのプロセスは終わらず、辛い思いを抱え続けてしまうそうです。しかし誰かにその秘密を話すことで、辛い思いを手放し、そのプロセスも終わると。

だとすると、僕自身がいつか出会う相手も、そういった辛い思いを抱えた人なのでしょう。今、リーディングでも、様々な悲しみや苦しみをお聞きすることがありますが、ある意味、多くの秘密をお聞きすることで場数を踏み、いつか耳にする、究極的な秘密に備えているような気もしますね。

そして、自分のキロン・リターンまであと1年を切り(来年4月24日)、そろそろこの「誰かと秘密を共有し、一緒に暮らすこと」というテーマの予告編が始まってもいいような気もしています。何の根拠も無く、ただぼんやりそう思うだけなのですが……

 

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【夢日記】光宗さん、甘える猫、格闘技列車

女子カメラ [DVD]

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昨夜の夢は3本立てだった。まず1本目。僕は、光宗薫さん(モデル・女優)と一緒に、何かの授業を受けていた。講義が終わると二人で教室の外の廊下で「客観性とは何か?」について話し始め「自分たちは客観的過ぎるので、自分が好きなものごとにも猜疑心を抱いてしまう」という結論に至った。そのうち光宗さんは友達と連れだって帰ってしまい、僕も外へ通じる扉を開いた。ところがそこにはまだ教室があり、室内は金色のもやで包まれていて……目が覚めた。01:01。

夢の中の「学校」や「教室」は、人生の学びの場を意味します。そこから出ようとしたら、まだ「教室」があった=まだ学ぶものがあるということでしょうか。「金色」は天与の意識を表す色なので、天から与えられた学びの課題とか。光宗さんは何でしょうね?大阪で個展を拝見したのはもう4年前です。最近「イエノミ!」のサブMCもされていて、T.M.R西川さんとの掛け合いが最&高です(勝手に闇設定を作られるあたりとか)

Cat

さて夢、2本目。今度は自室で仰向けになって寝ている夢を見た。すると天井からぶら下がっている照明がぐらぐら揺れている。おかしいなと思って立ち上がると、照明に結構大きな猫が乗っかっていた。どこから入ったんだこいつ、と訝しむ間もなく、その猫が僕が飛びついてきた。長い前足を僕の首に引っかけ、甘えるように抱きついている。でも、あまり可愛げは感じず、むしろ面倒だったので、窓を開けて放り出しちまうか……と思ったあたりで目が覚めた。03:03。

夢の中の「猫」は、自分自身の女性性を表しています。特に甘えてくる猫は、自立できていないことを意味するので、僕自身にも甘えた部分があるのでしょう。そろそろそういった甘えは捨てて自立しなさいよと。

スーパーおおぞら 5号

そして夢、3本目。僕は、格闘技の試合に出るという設定だった。しかも1試合では無く、かなり強い選手たちと連続して何試合も戦うらしい。コーチやセコンドが身体を揉んで励ましてくれるが、僕の腕は現実と同じで細く、とても格闘技選手の肉体ではない。ところが心の中では「まあ自分は打たれ強い方だから何とかなるだろう」と思っている。そのうち入場曲(ハードロック調)がかかり、控え室から試合会場への扉が開いた。ところが扉の向こうにリングは無く、駅のホームと、青い電車があるだけだ。どうやらその車内で試合をするらしい。僕はその青い電車に乗り込み、車掌さんに一礼して、さらに狭い入り口を通ろうとして……目が覚めた。06:26。

夢の中の「スポーツ」は人生のゲームを表すそうですが、「格闘技」となると、お互いの身体をぶつけ合っての勝負なので、これから先、複数の誰かとがっぷり四つに組むのかもしれません。ダメージも喰らうかもしれないけれど、ここまでに養った打たれ強さがあれば大丈夫と。よく夢に出てくる「駅のホーム」は、仕事上のチャンスが始まる場所ですし、「電車・列車」は仕事上の進路です。「青」は精神性を意味する色なので、やはり精神に関わる仕事で、何かあるのでしょう。なんとなくですが、厄介なカウンセリングを何人も引き受けるイメージもありますねえ。

【ヒューマンデザイン】水星逆行(4/10~5/4)と天王星の噴火

False Color View of Mercury

4月10日から逆行を続けていた水星が、本日から順行に。水星はコミュニケーションを司ると申しますが、この期間中に送信したいくつかのメールの返事がいまだに無く、たしかに停滞感はありますね。それも今日の順行以降、返事があれば良いのですが~

ヒューマンデザイン的に今回の逆行を解釈すると、水星は4月10日に「知性を養う」位置にあり、次の「反復する」へ入る前に「産みの苦しみ」「利益を増す」へと戻ってきました。「反復」とは、不思議な精神世界のことを話すのに必要なものです。なにしろ不思議なことですから、繰り返し何度も何度も説明しないと伝わらないんですな。聞いている相手が『その話ならもう何回も聞いたよ』と言うぐらいでないと伝わらないとも言われています。その不思議な精神世界の話をする前に、もう一度自分の「知性を養い」、ものごとを始める「産みの苦しみ」を味わい、どうやって「利益を増す」のか、コミュニケーションを取り直す時期だったのかもしれません。

自分自身に当てはめてみると、ちょうど5月・6月に特別講義を控えており、まさに精神的な世界の話をする前の時期でした。講義で使うテキストを見直したのもこの逆行時期ですし、「知性を養い」直した感はありますね。そして4月10日の位置へ水星が戻るのが5月20日、ちょうど特別講義の日なので、なるほどなと。

また、4月28日から5月1日にかけて、水星と天王星「利益を増す」「自然に自己実現する」で重なったのも意味深です。これは利益を増す中で、最も華々しい位置ですが、僕自身もちょうどこの4日間で仕事の依頼が来たり、特別講義の申し込みが続いたりと、なかなか好調に自己実現できた数日でした。先へ進む前に、その位置へいったん戻ることが必要であり、天王星とのランデブーも必要だったのかもしれません。

桜島噴火

そして水星はこの後また5月11日~18日に「産みの苦しみ」を通過し、天王星はより長く、5月19日~10月23日まで「産みの苦しみ」に留まります。この位置は休火山のように、いつ噴火するか分からない、しかし噴火すれば大きなエネルギーに繋がる位置です。そして天王星も逆行によって「利益を増す」へ戻った後、順行となって来年2018年3月11日(意味深な日付だなあ)05:15に再び「産みの苦しみ」に戻ってきます。このロングスパンな動きも、今から注目しておきたいところです。

 

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【夢日記】金色の怪物を呼ぶ

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昨夜の夢は、なんだか東宝怪獣映画チックだった。キングギドラのような金色の怪物が現れたものの、それがどこに潜んでいるかは分からない。自衛隊や科学者たちは、躍起になってその行方を追っている。そんな中、僕は超音波で怪物をおびき寄せる実験を試みた。建物内で超音波装置のスイッチを入れ、いったん外へ出てみると、夜空に雲がかかっている。するとその雲の向こうに、怪物が発する金色の閃光が瞬いた。うわっ、本当に来たー!と思った瞬間……目が覚めた。04:55。

東宝大怪獣シリーズ 「キングギドラ(1968)」 少年リック限定版

東宝大怪獣シリーズ 「キングギドラ(1968)」 少年リック限定版

 

夢の中の「怪物」は、自分で作り上げてしまった恐怖だそうです。本当は怖くないのに、自分で怖いと決めつけてしまったもの。「金色」は、天が与えた意識を意味するそうですが、天が与えてくれた意識や気づきを、怖がらずに自分で呼び出した、ってことですかね。たしかに「怪物」とは言え、怖い気持ちはなく、対処しよう、観察しようという意識だったので、それはそれで良いのかも。

【夢日記】電車、ニンジン、ナイフの暗殺者

Knife

最近、お告げじみた夢を見ないなあと思っていたら、久しぶりに強烈な夢を見た。

まず僕は、どこかの駅で乗り換えをしようとしていた。いったんホームに上がったが、そこは逆方向だと気づき、あらためて別のホーム(始発)に向かい、電車に乗り込んだ。車内には、知り合いの女性がいたが、彼氏だか旦那だかとのおしゃべりに夢中だ。そのうち彼女は僕に気づき「あら、いたの」的な感じで挨拶をしてきた。僕はなぜか、車内で生のニンジンをぽりぽり囓っていた。

そのうち誰かが僕に「どうしても秘密を聞いて欲しい」と言う。ふと見ると、目の前の壁がすーっと左右に開き、中から40~50歳代の男女が現れた。2人は、僕の知り合いらしく、嬉しそうな顔で笑いかけてくれた。どうやら2人は何かから逃げているようで、ずっとその隠しスペースに潜んでいたが、僕のことを信頼して出てきたらしい。

ところが僕は、ナイフを手にし、男性の首を真横に掻き切った。さらに呆気に取られている女性の左胸にもナイフを刺し、あっという間に2人を殺してしまったのだ。どうやら僕は、2人をつけ狙っていた暗殺者で、2人が信頼する僕という人物に化け、2人に近づいたらしい。僕は、ナイフの刃先から血を拭い……目が覚めた。06:32。

ドリームブック 夢辞典(改訂増補新版)

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まず夢の中の「駅」は、仕事上のチャンスをつかまえる場所。「乗り替え」は、正しいチャンスに乗り替えること。「始発電車に乗る」は、新たな仕事上のスタートに乗ったということですかね。ちょうど現実的にも、仕事の依頼があったので、再スタートという実感はあります。「知り合いの女性」はなんでしょうね。ここから先、誰か仕事上で女性が絡んでくるのでしょうか。「ニンジン」は、他人を惹きつける魅力を意味するそうです。もしかして女性を振り向かせる魅力だったら、ちょっと嬉しいかも(^_^)

問題はその先。「殺す」は、自分の犠牲的側面を処分することだそうです。多分、自分の中で、世間から隠れて、脅えているような部分(男性性も女性性も)でしょうか。不思議と2人を殺した時、驚きはしたものの、罪悪感は無かったんですよ。脅えたり隠れることで自分を台無しにするのはもう止める……という解釈ですかね。「ナイフ」も、成長のために不必要な部分を切り取るものだそうで、人格的な断捨離だったのでしょう。

またナイフを向けた部分が「男性の喉」=男性的コミュニケーション、「女性の心臓」=女性的な愛、というのも意味深。それを隠すな、隠して自分を台無しにするな、というメッセージかもしれません。物騒ですが、なかなか意味深い夢でしたし、これでトランスパーソナル的な「繋がり感」も戻ってきたかなと。

【ヒューマンデザイン】トランスパーソナル感覚

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4月もそろそろ終わりだけれど、順調に進んだ3月までに比べて、ずいぶん停滞していたように思う。自分が言う「順調」とは、不思議な出会いがあったり、散歩中に見かけた看板のキャッチコピーがその時必要な言葉だったり、お金が要るタイミングでちょうど入金があったり、お告げじみた夢を見るような時だ。そういったシンクロが続く時は『自分は良い流れにある、正しい時に正しい場所にいる』と思えるし、世の中のいろいろな人や物と繋がっているトランスパーソナル(個人を超越した)感覚を実感している。

自分の場合、ヒューマンデザインで分析しても、トランスパーソナルな運命に生まれているし、そういった「繋がり感」は全然不思議じゃないけれど、どうもこの4月は、その「繋がり感」があまり実感できなかった。あれこれと行動はしているものの、タイミングが悪かったり、反応が薄かったり、反応がまったく無かったり。まあ、今の自分は健康体で、毎日ほぼ自由で、やり甲斐のある研究もあるし、それ以上の文句をつけるなんて贅沢かもしれない。しかし充実した時期を送りながらもふと空しさを覚える、というのも、自己実現の先にある自己超越に向かう時にありがちな空虚感らしい。

トランスパーソナル心理学入門 (講談社現代新書)

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多分今は、自分がやりたいことだけやって満足する時期を過ぎ、また次の段階に進む手前にいるのだろう。流れは悪くなっていないし、古い流れから新しい流れへなかなか移れないだけなのかもしれない。そう思っているうちに、また誰かと出会ったり、不思議な偶然の一致があったり、お告げみたいな夢を見るのだろう。そういった運命の呼び声に気づくトランスパーソナル感覚は、これからも大事にしていきたい。

 

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【ヒューマンデザイン】牡牛座新月:宝の持ち腐れは✕

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明日4月26日21:16、牡牛座新月。今回の月の(そして太陽の)位置は「養い育てる」ゲートの「他人のリソースをうまく分配する」です。たとえばお金やモノなど、様々な資産(リソース)を持っていたとしても、本人にそれをうまく分配する才能があるかどうかは、また別物。「宝の持ち腐れ」とか言いますしね。今回の新月は、そういったお宝をうまく分配してくれる人を見つけられる、という位置なのです。

この位置が逆向きに作用すると、自分が持っているお金やモノに執着してしまい、それを分け与えることを恐れ、周囲の人々を養い育てることも出来なくなります。果たしてあなたは、お宝を抱えたまま腐らせている人でしょうか、それとも誰かのお宝を分配するよう頼まれる人でしょうか。また人類を「養い育てる」うえで、一番大切なことは、知性を養うことだとも言われています。ここで言う資産=リソースも、お金だけでなく、知識に関わるものかもしれません。「この知識は私だけのものだ!」などと言い出すと厄介なことになるのでご注意を。

Old & Young

また現在、火星と木星が手を組む位置にあり、「脳波よりも速く、直観を口にする」力が下りています。この力は、瞬間的な直観によって、自分の個性を他人の影響から守ります。「この人と一緒にいたら自分ではいられなくなる」「この人と一緒にいれば自分らしくいられる」という気づきがある時期なのです。

特に火星は「生徒が先に進むことによって、追い越された教師が気づきを得て、行動できるようになる」という位置にあります。自分より若い人や、経験が浅い人でも、いつの間にかどこかで追い抜かされる場合があります。そういった若年者の助けを借りる位置ですし、もしかすると新月「リソースをうまく分配してくれる人」も、自分より若い人なのかもしれませんね。

昔から「今時の若い者はなっとらん」的な物言いがありますが、そう言っている自分がいつの間にか頭のカタい老害になっている場合もままあります。今回の新月の位置では、むしろ甘く見ていた若者たちの才能を見直してみることが必要かも。

 

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