NO PLAN NOTE 

ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】すべての「招待」や「呼び出し」が正しいとは限らない

"Welcome" Chalkboard

昨日のプロジェクター話の続き。プロジェクター「招待を待つ」と書きましたが、すべての招待が正しいとは限りません。ここで言う「招待」とは、その人の資質を認めて、是非お願いしますと呼ばれるものです。『誰でもいいから、あなたお願い』は、正しい「招待」ではありません。 そこは、感情が落ち着くのを待ったり、直観で見抜いたり、他の人たちと話し合うことで、見極めて頂ければと思います。

またプロジェクター以外でも、才能を期待されて「呼び出される」ライフスタイルの人がいます。僕自身もそうです。ただしこの「呼び出し」も、すべて正しいとは限りませんし、実際に才能があるかどうかも分かりません。また、ヒューマンデザインの創始者ラーは『呼び出されたからと言って、それを愛と勘違いするな』と戒めています。まあ、僕もリーディング依頼として呼び出されることは多いし、クライアントの大半は女性ですが、その呼び出しを愛だと思うなってことですね。お仕事、お仕事。

そして世の中には、テキトーな「招待」「呼び出し」も多いものです。たとえば、旅行を企画したのに、人数が集まらないからといって『あなたも来てよ』と言うのは、正しい「招待」でも「呼び出し」でもないでしょう。それは、ただ単に頭数が欲しいから誘っているのであって、その人個人の資質や才能を認めているワケではありません。そういった、誰でもいいレベルの「招待」「呼び出し」には注意してください。ええ、あくまで、たとえばの話ですよ、あくまでね……

 

・ヒューマンデザインの個人フルリーディングを受けてみませんか?

 ご希望の日時・場所についてのご相談は、

 お気軽にtakeo.ichikawa@gmail.comへご連絡ください。

【ヒューマンデザイン】「待つ」は「何もしてはいけない」ではない

Waiting

今日は、遠方のお客様にzoomにてゼネラル・リーディングをお伝えしました。zoomを使うのは初めてでしたが、なるほどこういう仕組みなのかと今さら納得……

さて、今日のお客様はプロジェクターさんでしたが、事前にその基本ルールである「招待を待つ」をご存じだったものの、今ひとつ良く分からないとのことでした。なんとなく「待つ」=「何もしてはいけない」のかと思われたようです。しかしライフスタイルとしては、直接的なマーケティング(宣伝)をするデザインでしたので、ウザくない程度に自分のやっていることを宣伝すれば、それを知った人から招待が来ますよとお伝えしたところ、ご納得いただけたようですし、実際にそれで上手くいった経験もあると。

waiting

ヒューマンデザインの創始者ラーも『待つというのは、何もしてはいけないワケではない。そこは酷く誤解されている』と言っていますし、実際そう勘違いされている方もいらっしゃるでしょう。特にジェネレイター仙骨の反応を待つ」プロジェクター「招待を待つ」リフレクター「29.5日待つ」なので、人類の91%は(マニフェスター以外は)全員「待つ」ことが基本になっています。しかしラーが嘆いているように、待っている間、何もしてはいけないワケではありません。

たとえばジェネレイターが『私はこの仕事をやりたい』とか『離婚したい』と思ったなら、周囲の人から『その仕事、本当にやりたい?』『本当に離婚したい?』と訊ねてもらう必要があります。そこで仙骨の『うん(Yes)』とか『うう~ん(No)』という反応が出てくるのを待ちなさいという意味です。そして本当に健康的なジェネレイターなら『私に質問してよ』という雰囲気が出るので、自分から言わなくても、周囲の人がそれを汲み取ってくれて『もしかして離婚したい?』と訊いてくれると言われています。

プロジェクターも、自分らしく健康に生きていれば、自然と周囲から「導き役(ガイド)」として認められ、招待が来るはずです。ただ、プロジェクターによって自分らしさは違いますから、自分の基盤を強化したり、自分の才能を伸ばしたり、試行錯誤したり、友達と話したり、宣伝したり、よそよそしく生きることで自分らしさが発揮され、それが招待を呼び込むことになるでしょう。こういった自分本来のライフスタイルを活かすことは、他のタイプでも有効です。

リフレクターなら、29.5日の間にさまざまな自分を経験し、さらに自分が頼れる知人に、自分の中に生じてきた意見を投げてみましょう。そして返ってきた答え=フィードバックを思い返し(リフレクトし)、さらに確信を深める期間として29.5日が必要となります。もちろんリフレクターも、自分らしく生きれば、正しいフィードバックを返してくれる人たちが自然と集まってくれるはずです。

「待つ」というのは「決断を後回しにする」という意味ですし、正しい決断をするために、さまざまな準備や段取りをすることは、悪いことではありません。その準備や段取りも、タイプによって異なるというお話しでした。そして最高の準備は「自分らしく生きる」。これに尽きますね。

マニフェスターですか? 待たなくても良いですけど、あらかじめ知らせてくださいね。

そしてマニフェスターと言えど(そして他の3タイプでも)、感情の波がある方は、感情のアップダウンが収まるのもお待ちください。いろいろと段取りがありますが、正しい御作法を踏まえれば、満足や、成功や、驚きや、平和が得られますからね。 

 

・ヒューマンデザインの個人フルリーディングを受けてみませんか?

 ご希望の日時・場所についてのご相談は、

 お気軽にtakeo.ichikawa@gmail.comへご連絡ください。

【ヒューマンデザイン】7年間かけて絆を結ぶ

f:id:crystal0207:20191008171455j:image

今日は、成田の「はしらカフェ」さんにて小惑星キロン・リターン(50歳前後の転機)リーディングでした。くまちゃんカフェラテを飲みつつ、あれこれと。

さて今日の方の50歳前後のテーマは「成長」「増益」でした。人間関係で言うなら、その相手とつき合ってお互いに「成長」 できるのか、仕事で言えばお互いの「利益」になるのかが焦点なわけです。つまり人間関係にしろ仕事にしろ、伸びしろがあるかどうかが重要。頭打ちの人間関係や仕事は終わりにして、次の相手や仕事に行くと。ただし次の相手や仕事にしても、そこからまた「成長」できるのか、「増益」できるのかを見極める必要があります。その見極めに7年間かけるというテーマだったのです。

基本的にヒューマンデザインでは「誰かと絆を結ぶなら7年間かけなさい」と言われています。出会ってから、わずか1年や2年程度では、相手のことはすべて見えてきません。7年間あれば、相手のさまざまな側面が見えてきますし、相手も自分も変化するでしょう。それでも関係が続くかどうか、お互いに「成長」できるかどうかを見極めることが、今日の方のテーマでした。

ちなみに、もはや「成長」しない、頭打ちの相手や仕事とは強制終了がかかり、自動的に縁が切れてしまいます。そして「成長」するかもしれない相手との関係も、強制開始がかかり、勝手に始まります。そのタイミングは自分ではどうすることもできず、どうにかする必要もありません。終わる時は終わるし、始まる時は始まる。ただ、相手の見極めだけは、時間をかけてくださいねとお伝えしてきました。まあ、10代・20代の若いうちなら、それが焦れったく感じるでしょうが、もう50代ですから、良い意味で枯れてくるでしょうし、焦らず時間をかけた方が良いですねと。 

f:id:crystal0207:20191008171519j:image

リーディングが終わった後は、いつものように成田山へお詣りに。だんだん秋めいてきて、散歩にも良い季節になってきましたね(週末は台風だそうですが 

f:id:crystal0207:20191008171534j:image

帰りは、ぷち贅沢をして総武線快速グリーン車で地元へ。千葉の田園風景を眺めつつ、のんびり帰ってきました。今年の夏は、あちこちリーディングへ行って頑張ったので、ご褒美に、近場の温泉でも行きたいですねえ…… 

 

・ヒューマンデザインの個人フルリーディングを受けてみませんか?

 ご希望の日時・場所についてのご相談は、

 お気軽にtakeo.ichikawa@gmail.comへご連絡ください。

【ヒューマンデザイン】誰もがチャネルを36本持っている

f:id:crystal0207:20191007174442p:plain

先日の特別講義「チャネルと回路」では、事前に受講者さんたちとLINEグループでつながっていたのですが、あらかじめ『気になるチャネル(9つのセンターの間をつなぐエネルギーの流れ)があれば教えてください』とお知らせしていました。なにしろ36のチャネルを6時間半で説明すると、かなり駆け足になるので、受講者の皆さんが気になるチャネルでは時間を取ろうかと思って。

で、多くの受講者さんから、ご自分のチャートの中でつながっているチャネルが気になるとのお返事が来ました。逆に、エネルギーがつながっているチャネルは気にならないけれど、つながっていないチャネルの方が気になるという方は少数でした。中には、まったく持っていないチャネルが気になるという方もいて、まあ、チャネルに対する思いは人それぞれだなあと。

f:id:crystal0207:20191007180205p:plain

これは、僕自身のチャートです。僕もついつい『自分にはチャネルが3本あります』などと言ってしまうのですが、この言い方、本当は正確ではないんです。本当は、誰もが36本のチャネルを持っています。皆さん、エネルギーの通り道は、全部揃っています。しかし実際にエネルギーが通っている(黒や赤の線になっている)チャネルは、何本かしかなく、僕の場合は3本通っている(33本は通っていない)という意味です。

そして両側からエネルギーで結ばれているチャネルほど、強力なはずなのに、あまり自分では自覚できません。なぜなら、エネルギーが自然に流れているので、その人にとっては、あって当たり前で、あまり気にならないからです。

逆に、片側だけエネルギーが出ているチャネルの方が、反対側を欲しがり、気になってしまうのが自然です。まあ、その持っていない部分を必死に求めるとNot Selfになるので、注意しなきゃいけませんね。その空いている部分には、そのエネルギーを持っている人が入って来たり、その時の惑星からの影響が下りて来ます。そうすると突然そのエネルギーが流れてきて『おっ、今日はチャネルがつながったぞ!』と感じるわけです。また、そのチャネル全体を持っている人と出会うと『この人は、私が欲しいものを持っている。悔しいけれどかなわない』という感覚にもなります。つまり、片側だけエネルギーが出ているチャネルの方が、さまざまな感覚を味わうので気になるんです。

また、まったく色の付いていない(どちらからもエネルギーが出ていない)チャネルは、その力をまるまる受け容れることが可能です。そのため『あれっ、普段の私にはこんな部分が無いのに、急にどうしたんだろう』という感覚になるでしょう。もちろん、あくまで一時的な借り物の力なので、ずっとは使えませんけどね。

このように、片側しかエネルギーが出ていない通路や、まったくエネルギーが出ていない通路も、すべてチャネルというエネルギーの通り道です。そこが空いている理由もあるでしょうし、空いているメリットもあります。つながっていてもデメリットはありますし、つながったチャネルが多ければ良いというものでもありません。ですから、チャネルを見る場合は、楽しい面も面倒な面も見てほしいし、つながっていない部分も見てくださいねというお話もしてきました。表があれば裏もある、という二元性はヒューマンデザインの基本ですから。

 

・ヒューマンデザインの個人フルリーディングを受けてみませんか?

 ご希望の日時・場所についてのご相談は、

 お気軽にtakeo.ichikawa@gmail.comへご連絡ください。

【ヒューマンデザイン】特別講義:王子:「チャネルと回路」

f:id:crystal0207:20191005090854j:image

昨日は、北区王子の「きたとぴあ」の会議室にて、特別講義「チャネルと回路」をお伝えしてきました。今回の講義も、7月の「12プロファイル✕4タイプ」同様、オープンな募集ではなく、今現在ヒューマンデザインを勉強されている方々が、自主的に開催してくださった形です。今回も受講者9名(うち再受講1名)でした。

「チャネルと回路」の講義自体、開催するのは2年ぶり2回目です。36のチャネルについて一日で説明するのは、やや無理があるので、本当は2日間かけてお伝えしたいところですが、場所代や日程などもありますし、なかなか難しいところです。

一応今回も、軽い説明に留まりましたが、今までとは異なる、新しいチャネルの見方・捉え方をお伝えしたつもりです。後は各自テキストを持ち寄って、自習なり、勉強会を開いていただければなと思います。 

f:id:crystal0207:20191005090902j:image

いずれまた東京以外の地域でも特別講義を開催したいと思いますし、「受けたいです」というリクエストも集まれば、ご検討できるかと思います。特別講義の詳細につきましては、下記をご参照ください。

【ヒューマンデザイン】冥王星順行:暗黒面の真実を暴き出す

DARKside

4月25日から逆行に入っていた冥王星が、今日10月3日で逆行を終え、順行に戻ります。まあ、冥王星は動きの遅い星ですから、このUターンにも時間がかかるでしょう。僕自身、ヒューマンデザインで見ると「冥王星から一番影響を受けやすい」デザインのせいなのか、ここ数日、なんとも言えない倦怠感に覆われております。

さて、この約5ヶ月間の逆行によって、冥王星は現在「自分の野望の邪魔になる相手を切り捨てる」「自分の野望を邪魔する相手と関係を続けてしまう」まで戻ってきております。もちろんこれは、自分らしく生きていなかった場合、冥王星の影響を受けすぎて、このような状況に陥ってしまうという意味です。むしろ今現在、こういった状況に陥っていないなら、それはあなたが自分らしく生きているという証です。

逆に言えば、もし今現在「自分の野望を邪魔する相手」との関係にうんざりしているなら、それはあなたが自分らしく生きていないという目印になりますので、早めにそこから離れた方が良いでしょう。特に9月11日からは、そういった「野望」を見直す時期だったので、冥王星によって、あなたの奥底にある「暗黒面(ダークサイド)」から「野望」がむくむくと現れたかもしれません。 

冥王星は、順行に戻った後も、引き続き10月25日08:36まで「野望」に滞在します。ここ3~4年続いた冥王星「野望」期もこれで終わり(次は約250年後)、そこから先は冥王星「神秘的な真実」期の再スタートです。つまり10月25日以降は、誰が本当に「神秘的な真実」を知っているか、再確認が始まるわけです。

たとえば占星術にしろ、ヒューマンデザインにしろ、大勢の人がリーディングをしていますが、中には「神秘的な真実」を理解しないまま、間違った解釈を伝えている人もいるでしょう。それは、ある程度仕方ありません。僕自身も含めてですが「神秘的な真実」をすべて、完璧に、理解できる人はまずいませんからね。ただ、あまりにも浅すぎる知識だけで、さも「神秘的な真実」を知っているかのように振る舞っている人がいるなら、今回の冥王星Uターンで、そういった人たちの嘘やハッタリが暴かれるでしょう。

冥王星は、嘘やハッタリをついていた人たちの「暗黒面」を暴き出し、その人たちを信じ込んでしまった人たちの「暗黒面」をあぶり出すでしょう。しかしそれもまた「真実」であり、否応なくその「真実」と向き合わされるかもしれません。そしてこのテーマは、来年2020年いっぱい続き、再来年2021年3月まで続きます。冥王星がいったいどんな「真実」「暗黒面」を暴き出してくれるのか、楽しみに待っていましょう……

 

・ヒューマンデザインの個人フルリーディングを受けてみませんか?

 ご希望の日時・場所についてのご相談は、

 お気軽にtakeo.ichikawa@gmail.comへご連絡ください。

【夢日記】社長不在、甘い言葉の男

meeting

9月後半は、あまり夢を見なかった。と言うより、覚えているほど印象の強い夢が無かったのかもしれない。夢から醒めた後、なんとなく『これは記録しなくていいや』と思う時も多かったり。まあ、たいした時期ではなかったのかも。

そんな中でも印象がやや強かったのは、9月15日夜の夢。僕は、どこかの会社の会議に出席していた。しかし肝心の社長がどこにもおらず、会議も開かれず、みんなヒマな状態だった。僕は、今のうちに転職でもするかなと思って、その会社のネームプレートを胸から外そうとして……目が覚めた。

夢の中の「会議」は、自分の中の様々な側面を統合すること。肝心の「社長」は、自分の中の権威。ヒューマンデザイン的に言えば、僕の場合はエゴ。自発的なやる気が無いということでしょうか。あるいは、本当に組織の「権威」が不在の状態だったりして……

150411-F-SR682-251

そして時期は飛び、10月1日夜の夢。僕は、今からノルマンディ半島へパラシュート降下する空挺兵として、輸送機に乗り込むところだった。しかし気がつけば、電車に乗っており、車窓からは雪化粧した山々が見えた。街に入ると、お祭りなのか、子供たちが走り回っている姿も見える。そんな街に降り立つと、まるで昭和のように古く、にぎやかな商店街にたどり着いた。

その商店街で、怪しい男に出会った。その男は、「ダース」とか言う、自分なりのメソッドを開発したらしい。「ダース」とは、12の格言みたいなもので、それに従えば人生楽しく過ごせる、それと僕の仕事とコラボしないかと言うのだ。だが男のパンフレットを見ると、愛だのなんだの薄っぺらい言葉が並んでいたので、僕は思わず厳しくツッコんだが、男は急にやる気を無くし『ああ、じゃあもういいですよ』とふて腐れて、パンフレットをしまった。そして『僕のこと、適当だなとか思ってるでしょ?』と問うので、僕は少し考え『いや、甘いと思っている』と返すと、男はさらにムッとした。しかし僕が席を立つと、その男は『市川さんのは、重たいですよね』と言い、僕は『そうだよ、厳しいよ』と返して……目が覚めた。非常に後味の悪い夢だった。

夢の中の「パラシュート」は、救済を意味するそうです。「電車」は、組織上の仕事の進路。「雪」は、清らかさ、平安、再出発。「お祭り」はなんだろう。まあ、その前半は良いとして、後半は久しぶりに嫌な感じの夢だったなあ。でも、いかにも自分が言いそうなセリフでもありましした。だからこそ嫌だったのかもしれませんが。