発売されたばかりの「ユング・タロット」を購入しました。ユング心理学における元型(アーキタイプ)をタロット化しており、22枚のカードには、シャドウ、アニムス、アニマ等、多くの元型が、それぞれライト、ダークの二面性で表されています。
共著者のマギー・ハイド氏、鏡リュウジ氏は「ユングと占星術」の著者・訳者でもあり、内観ツールとしてのタロットを、より心理学寄りに構成した内容になっています。ナカニシカオリさんの切り絵イラストも神秘的で、理解しやすいですね。
早速、3枚引いてみたら「セネックス ダーク(老人 闇)」「アニマ ライト(男性の中の女性性)」「ヒーロー ダーク(英雄 闇)」でした。これをアドバイスとして読むなら、誰かの知恵を借りる、直感を信じる、焦ってはいけない、になるそうで、恋愛運・結婚運や人間関係運ごとの解説も載っています。ユング心理学用語を用いて、直接的にメッセージが伝わるので、グサっ!と心に突き刺さる場合もあるんだろうな、これ。
- 作者: サリーニコルズ,Sallie Nichols,秋山さと子,若山隆良
- 出版社/メーカー: 新思索社
- 発売日: 2001/04
- メディア: 単行本
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ユング心理学とタロットについては、「ユングとタロット」なる大著もありますが、あいにく未読。書店で手に取ったら、鬼のように分厚かったなあ……