ひと仕事終わって、心も身体もぐったり。昨日は外出する体力もなかったので、コタツに入って寝ころびつつ、先日、三省堂の古書コーナーで買った「オカルト」(上下)を読んでいました。前から欲しかったけど、ようやく手頃な値段の文庫版が見つかったので即購入。
- 作者: コリン・ウィルソン,Colin Wilson,中村保男
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1995/07
- メディア: 文庫
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内容は、原始魔術からグノーシス主義、カバラ、魔女、降霊術、UFO等、数千年にわたるオカルト通史であると共に、人物伝にも多くを割き、パラケルルス、アグリッパ、ノストラダムス、ジョン・ディー、カリオストロ、スウェーデンボリ、ブラヴァツキー夫人、グルジェフ、クロウリー等々、魔術的、神秘的人物の概要をざっくりと知るにも良い内容になっています。
ちなみに「オカルト」ではルドルフ・シュタイナーには触れず、別に著作あり。こちらも以前読みましたが、シュタイナーを過剰に美化することもなく、あくまで理性的な視線で書かれた人物伝だと感じました。良書。