Golden Tarot of Klimt/ Tarot Dorado De Klimt (Lo Scarabeo Decks)
- 作者: Lo Scarabeo,A. A. Atanassov
- 出版社/メーカー: Llewellyn Pubns
- 発売日: 2005/11
- メディア: カード
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
注文していた「Golden Tarot of Klimt」が一週間遅れで到着。オーストリアの画家、グスタフ・クリムトの絵画をモチーフにしたタロットです。
半可通の自分にも分かる元ネタの絵画を挙げていくと、『ヒュギエイア』が「I 魔術師」、『フリッツア・リードラーの肖像』が「II 女教皇」、『パラス・アテナ』が「III 女帝」、『接吻』は「VI 恋人」、『ユディトII』が「XI 力」、『死と生』は「XIII 死神」、『ダナエ』が「XVIII 月」、『ベートーヴェン・フリーズ』の怪物が「XV 悪魔」、抱擁する姿が「XIX 太陽」、『乙女』が「カップの10」、『母と子』が「ワンドの4」、『マルガレーテ・ストンボロー=ウィトゲンシュタインの肖像』が「ペンタクルの9」……かな。あと「V 教皇」に描かれているのは、クリムト御本人。
それ以外の、大半のカードはクリムト風に描かれたイラストで、半可通から見るとさほど違和感も感じないが、生粋のクリムト・ファンが見たらどう感じるかは、興味深いところ。
金のエンボス加工が施されたカードは、なかなか良い雰囲気。一応、ウェイト版を模したカードも多々ありますが、この絵のどこがXXやねん!とツッコミたくなるカードも多く、占うのは難しそう。まあ、観賞用タロットとしては、かなり気に入りました。画集も買って、もっと元ネタ探し、しようかな……