昨日、絶版「錬金術とタロット」を、吉祥寺の古書店にて購入。著者ベルヌーリの「錬金術の基本要素」「図象表現における錬金術の体系」「幾何学図形と数の象徴学のために」「タロット体系の象徴」の四論文プラス、訳者・種村季弘氏の解説的エッセイ「愚者の旅」、という構成。正直、遊びでタロットをめくって解釈する分には、ここまで詳しい錬金術知識を読み込む必要も無いのだろうけど、まあ一応。
それから「愚者の旅」の中で、昨年復刊されたグスタフ・ルネ・ホッケの「文学におけるマニエリスム」からの引用もあって、そちらも読もうか迷ったり。前々から興味あって、書店で手に取ったんだけど、かなり手強そうだったな……
文学におけるマニエリスム 言語錬金術ならびに秘教的組み合わせ術 (平凡社ライブラリー)
- 作者: グスタフ・ルネ・ホッケ
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2012/08/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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