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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

「自信を育てる心理学 「自己評価」入門」

自信を育てる心理学 「自己評価」入門

自信を育てる心理学 「自己評価」入門

 

年末年始に読んでいた本シリーズ、その3。臨床心理学者ナサニエル・ブランデンの「自信を育てる心理学」を読了。タイトルにある「自信」とは、所謂Self-esteem=「自尊心」で、『自分には価値がある』と云う意識を指し、それが欠如してしまうと、『自分の人生なんて改善するほどの価値は無い』と思いこんでしまい、問題を放置したり、消極的に生きてしまったりするので、適正な自己評価を育てることが大切だと。

例えば100の力を持っているのに、『いえいえ私は50の力しかありません』と自分を低く見積もってしまうと、50のことしかやろうとしないし、100の力を発揮することに罪悪感を覚えてしまったりする。逆に過剰な自尊心を持ってしまうと、100の力を持っていても、『いやいや私には200の力があるよ』と自分を高く見積もりすぎ、結局、200の力は発揮できず、それに対して怒ったり、失望したりすると。

まあ実際には人間、200と124と72と46と23の力が混在していたりして、そのそれぞれの力を認め、受け容れて、使っていくことが大事かなと。自分の強みである200の力を思いきり使ってあげることも大切だし、弱みに思える23の力に、強みを見出してあげるのも大切。その辺り、逆転の発想として、昨日の日記に書いたリフレーミングが必要。今はこうして「自分を見つめる」ことが心理学的にも認められているし、僕らの時代にはなかったけれど、就職活動でそれが必要にもなっている。

多くの方が占いに惹かれているのも、恋愛運や未来が知りたいのと同じくらい、「自分を知りたい」探求心があるからだと感じています。自分が学ぶヒューマンデザインも、かなり詳細に自分を分析できるツールなので、リーディングを通して、適正な自己評価のお手伝いができればと思っております。