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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【占星学】金指正三「星占い 星祭り」

今日は、確定申告を済ませてきました。ネットでやれば少しお得になるけれど、僕はいまだにアナログ作業。近所の税務署に書類を提出した後、ぶらり下総中山の古書店に寄ってみると、金指正三氏の「星占い 星祭り」(絶版)を安価で見つけたので購入してみました。

星占い星祭り

星占い星祭り

 

初版は、1974年発行。内容は、「古事記」から始まる日本における星信仰・星占いの歴史を綴ったもので、自分自身、東洋占星術にはまだまだ疎いので、ありがたい一冊。もっとも著者の金指氏は、一白水星などで知られる九星占いについて、

本命星が天文暦法となんの関係もないことは前述のとおりで、

五星の配置にしても何を拠り所としたか不明である。

また相性相克なるものも、その属性に星を付して星とし、

その星に運命を支配されるというのであり、その言の通りならば、

相性が凶である筈なのに、立派な夫婦が世の中には沢山あり、

信ずるに足らないこと言う迄もない。(p.292)

と鼻息荒く一蹴したあげく、

東洋占星術と銘打つに値しない迷信に過ぎないものである。(p.294)

などと断じてるのですが、これはこれで面白いなあと。

恐らく氏が憤慨しているのは、「星」と名の付く占いならば星の動きを見よ、と云うことなのでしょう。自分自身、いろいろ占いの本は読むけれど、九星や血液型には興味が無く、そのあたり、好みと云うか、それぞれ学ぶ方向性が違うんだろうなと。今年は、東洋占星術の知識も深めていきたいと思っています。