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作家 ヒューマンデザイン・プロフェッショナル・アナリスト 市川丈夫のBlog

ローリー・ヘルゴー「内向的な人こそ強い人」

内向的な人こそ強い人

内向的な人こそ強い人

 

ローリー・ヘルゴーの「内向的な人こそ強い人」を読了しました。

一般的には、内向的な人は世の中の30%に過ぎない少数派、と見なされていますが、本書ではその根拠となったデータが、アメリカの男子高校生のみを対象として抽出された限定的なものであり、しかも1957年の、初期段階のMBTI(マイヤーズ・ブリッグス・タイプ指標)によって導き出された性格判断の数値だと突きとめています。

MBTIタイプ入門(第6版)

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MBTIへのいざない ユングの「タイプ論」の日常への応用

MBTIへのいざない ユングの「タイプ論」の日常への応用

  • 作者: R.R.ペアマン,S.C.アルブリットン,園田 由紀
  • 出版社/メーカー: JPP株式会社
  • 発売日: 2012
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ところが「多数派であるはずの内向型」は、世の中が「外向型が多数派」であると信じてしまい、自らの内向性を精神的な病のように捉え、それを克服しようと躍起になってしまうケースもあると。本書では、内向性は病ではないと説きつつ、内向性を活かして豊かな創造力やアイデアを導き出す道を解き明かしています。

たとえば「書いて表現する」のもひとつの方法だと言います。毎日、気楽に、どうでもいいことも、苦しいことも書いてしまう。そして人生を記録し、時にはそれを振り返って見て、自分が書いたことからまた学べるのだそうです。

本書では、静けさや遠慮を重んじる日本を「内向的な人に優しい国」としていますが、これだけBlogを書く人が多いのも、内向型の人が多いからでしょうか。内向型の人は、普段言わないようなことまで、Blogであれば大胆に書いてしまい、インターネット空間は、内向型人間の避難場所であり、表現空間でもあると。

自分自身を振り返っても、このBlogで書いているようなことは、あまり他人とは話しません。このBlogを始めた理由も、自分の中で起こっている変化を記録しておくためで、まさに内向型人間の人生記録になっています。

もっとも本書では、内向性のマイナス面も挙げており、視野の狭さ、自分を責めがち、と云う点については自分も注意したいですね。結局は外向性と内向性のバランスを無理なく取って、中庸の道を目指すのが良いのかなと。どちらにも良い面はありますし。

ところで実際、自分が内向型か外向型か、正確に把握している人はどれくらいいるのでしょうか?意外と自分のことは判らないもので、内向的な人が「私は外向型ですよ」と言う場合もあれば、外向的な人が「私は内向型です」と信じている場合もあります。100%外向型、100%内向型と云う方も少ないだろうし、自分がどちらの割合が多いか、確かめてみるのも面白いと思いますよ。

僕が学んでいるヒューマンデザインでも、その人の誕生チャートを出せば、内向性が強いかどうか見えてきます。僕の場合、「一人になりたがる」気質が強く出ており、また「人付き合いで疲れる」「疲れるとすぐ休みたがる」と云う部分もあり、どう考えても内向型。これからも内向型らしく、このBlogで人生を綴っていこうと思います。