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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】心理学者アルフレッド・アドラーとの共通点

アドラー 人生を生き抜く心理学 (NHKブックス)

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昨日の続き。心理学者アルフレッド・アドラーが、僕と同じ誕生日(2月7日)であると知り、ヒューマンデザインのチャートで見たところ、人間関係上の役割や人生の目的も同じだったことからさらに詳しく調べてみました。Astrothemeによると、アルフレッド・アドラーは1870年2月7日14:00、オーストリアのウィーン近郊(ルドルフスハイム)生まれ。


まずアドラーは、人類の中でも20%しかいない少数派、人類のガイド役=プロジェクターとしてデザインされました。幼少期は病弱だったそうですが、たしかに働くエネルギーも無く、無理も効かない人なんですね。ある種、山奥に住む仙人的なタイプ。

こういった方は、その資質を理解されないまま、ぞんざいに働かされてしまうとくたくたに疲弊してしまいます。そのため「あなたならこういった仕事が合っているんじゃない?」と資質を理解してくれた人から正しく招待されるのを待つのが大切です。アドラーの経歴を見ると、心理学者フロイトに招かれ、軍医として招集され、アメリカの医科大学に招聘されと、たびたび招待されてはいますが、後にフロイトとは袂を別ったこともあり、どれが正しい招待だったのかは何とも言えません。

アドラー心理学入門―よりよい人間関係のために (ベスト新書)

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アドラーの人生最初の節目は1899年12月16日。町医者だったアドラーは、1898年に初めての著作を世に出し、1900年には当時医学界から嘲笑されたフロイトの「夢判断」を擁護する記事を投稿したそうです。それが契機となってフロイトの研究グループに呼ばれたとすれば、ここでいったん挑戦と失敗の時期が終わり、心理学者として世の中を眺める時期に入ったのでしょう。

またアドラーの人生が開花する時期は、1918年4月18日。この翌年からアドラーは教育改革に携わり、ウィーンに児童相談所を開いて親子への無料カウンセリングを行い、教育研究所では教師教育も行っていたとか。

困った時のアドラー心理学 (中公新書ラクレ)

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さてそんなアドラーと僕の人生の目的はまったく同じ。簡単に言えば「情報の統合者」です。以前からアドラー心理学には共感する部分が多かったのですが、自分と同じ人生の目的を持ち、同じ役割を与えられているとはびっくり。アドラー心理学の「他人に嫌われても自分が自由に生きることで幸せになれる」と云う教えもすんなり入ってきますし、僕自身、他人からどう思われるかはほとんど気にしていません。このあたりの楽観的で個人的な感覚も、同じ目的、同じ役割だからかもしれません。やはり自分と似たデザインの人は、納得できる部分が多いので、これからは、アドラーを自分のロールモデル(模範)として見てみましょうか。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

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