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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【夢日記】灰色の山、水平線、そして祝宴

一週間ぶりに強烈な夢を見ました。と言っても、ストーリー的な繋がりはまったく無く、ショートフィルムを三本見た感じ。そして自分がダメージを負っている時には、まったく夢を見なかったのも何か意味があるのかも。

http://www.flickr.com/photos/28514380@N05/3069994352

まず最初のシーン。僕は、そびえ立つ灰色の山を見上げていた。でも地表から見上げているのではなく、少し高いバルコニーのような場所から、山裾を見下ろし、白い霧に覆われた山頂を見上げていた。岩肌はごつごつとして、まるでゴジラの皮膚のようだった。

http://www.flickr.com/photos/69631944@N00/407847662

次のシーンでは、僕は丘の上へと歩いていった。すると急に視界が開け、台地が延々と広がり、崖の向こうには水平線が見えた。空はどんよりと曇っていて、モノトーンっぽい風景だったが、僕は見た瞬間、「うわあ、素晴らしい風景だなあ!」と感動した。そしてなぜか「夢にしてはずいぶん美しすぎるなあ……」などと、今、自分が夢を見ていることを自覚していた。視線を巡らすと、その光景はどこまでも続き、絶景のパノラマが広がっていた。

http://www.flickr.com/photos/27365066@N02/4556221611

次のシーンでは、僕はなんだかよく分からない祝宴の場にいた。神社のような場所で、派手な着物を着た人たちが集まり、笑っている。僕はその祝宴の場に座り、目の前の机に本を広げていた。その見開きのページを手で叩くと、なぜか馬の足音が鳴り出した。僕は左右の手で、まるでコンガのようにページを叩きまくり、祝宴をあおるように、馬の足音をパッパカパッパカ鳴らし続けた。なんだかとても長い夢を見たような気がしたが、目が覚めたのはまだ00:40。雨戸には、台風の雨風が強く吹き付けていた……

ドリームブック 夢辞典(改訂増補新版)

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まず「山」は、全体を把握する能力、魂の気づきを表しているとのこと。「山」はすぐ近くに見えたので、気づきを体験しているということでしょうか。また「灰色」は恐れを表す色で、「霧」ははっきりものが見えない状態だそうです。今経験している気づきは恐れを伴い、まだその全貌も見えていないということでしょうか。しかし「バルコニー」は、より高いレベルの認識を意味し、意識の高まりや、道を上る途中を示しているのだとか。今の現状を客観的に観れているなら良いのですが。

続いて「丘」は、精神的に成長するチャンスを表し、「崖」は人生の転機、「水平線=海」は莫大な感情のエネルギー、なのだそうです。「丘」へ「上る」ことは、成長するチャンスに正しく向かっていることだし、視界が開けた=意識が開けた、なのかもしれません。好意的に解釈すると。「崖」に近づくことは危険で、自分を追い込むことを意味しているそうですが、幸い「崖」は遠くに見えたので、人生の転機を意識し始めたってことですかね。

「祝宴」は、そのまま人生の祝賀会を意味し、自分が何かを立派にやり遂げたことを表すそうです。「本」は自分の人生の目的。その「本」を「ドラム」のように叩いてましたが、「ドラム」は生命の脈動や伝達を意味するとか。「馬」は自由で性的なエネルギー。何かこう、自分の人生を鼓動させてエネルギーを出す、つて感じなんですかね。曖昧な解釈ですが。

実は昨日、いろいろ水面下で動き出したこともあり、それが影響している感はあります。本当に視界が開けたような。人生が脈動し始めたような。それが素直に夢に出たなら、それでいいとも思うのです。はい。