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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】わがままな「王様」の子供時代

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自分は小学生の頃、先生たちからビンタされることが多かったです。それだけ僕が言うことを聞かなかったからでしょう。幼い頃の僕は、わがままが通らないとすぐ泣く子でしたが、先生にビンタされて、泣くとまたビンタされていたようにも覚えています。 

それは恐らく僕自身=ヒューマンデザインでいうところの「王様タイプ」=マニフェスターが、他人からのコントロールを嫌がったからでしょう。なにしろ勝手に行動し始めるため「マニフェスターの子供ほど叱られる子供はいない」とも言われています。

そのうえ僕の場合、自分のエゴが反応しないものにはまったく興味を示さないデザインなので、余計わがままな子供だったと思います。やりたいことは絶対やりたいけど、やりたくないことは絶対やりたくない。小学校の授業でも、国語や社会は好きだけど、体育や音楽は嫌だとか、やる気にものすごくムラがありました。正直、学校に行きたくなくて、不登校気味になったこともあります。そして親に無理矢理学校に行かされ、さらに怒りが増すっていう…… 

しかし小学3~4年生あたりで「泣いてもどうにもならないんだな」という諦めみたいな境地に至ったのも覚えています。自分のわがままが通らないなら、もうどうでもいいやみたいな。

あれはもしかしたら「王様」である自分を殺した瞬間だったのかもしれません。自分からやりたいことを始めれば、すばやく具現化できる「王様」なのに、怒られたりビンタされるのが嫌だから、萎縮して、無力な人間を装って、もう自分からは何もやらないと決めてしまった。何か自分から始めても、どうせ周囲は反対するんだろ、という先入観に染まって……そのあたりまで考えたら、急にゾッとして、同時にホッとしました。

ずいぶん酷いブレーキを自分にかけていたんだなあと思うと同時に、よくまあそれを解除する方法=ヒューマンデザインにたどり着いたものだなあと。思わず自分自身に「市川くん、長い間お疲れ様」「よくここまで来たねえ」「もう十分でしょ、ブレーキかけるのは」と言いたくなりました。王様が人生を路線変更するのは容易ではない、とも言われています。もしかしたら僕が今経験しているのも、その困難さなのかなとも思いました。やれやれ。

 

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