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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【日常】16年前の住処、18年前の職場

今夜は、18年前に退職した書店仲間との飲み会。唐突に連絡が来たのですが、意外にも10人以上集まるとのこと。そういえば最終出社日は今日と同じ2/15だったなあ……などと思いつつ池袋に向かい、そのまま、当時一人暮らしをしていた有楽町線の千川まで行き、界隈がどうなっているか確認に行ってきました。

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何の変哲もない風景ですが、こちらが6年間住んだ千川の町並み。当時は、地下鉄の出口から自分のマンションに着くまで、サイゼリヤ、クリーニング店、ローソン、スーパーを経由できたので、ああ便利だなあと思って住み始めたのです。しかし今日行ってみたら、サイゼリヤがココスに変わったのはともかく、他の三店はすべて閉店し別業種に。駅周辺にあった三軒の書店も全滅。スーパー銭湯、ラヴホテル、ラーメン屋は健在、という感じでした。まあさすがにもう前世紀の話なので仕方ありませんね。

一時期はこの街で、サラリーマンを辞めて貯金を食い潰しながら原稿を書き、作家を目指していたのです。どんどん減っていく貯金に不安になりつつも、結構遠くまで散歩して気張らししたものです。今も将来が不安なことには変わりありませんが、一応作家にはなれたし、他にもヒューマンデザイン仕事を得たので、あの頃に比べればだいぶ楽ですね、精神的には。

 

そして夜は、池袋駅前のしゃぶしゃぶ店で3時間飲み会。こちらもさすが18年の歳月を経ているため、結婚されたり、お子さんができたり、退職されたり、ご家庭に問題が起きたりといろいろなお話を伺いました。亡くなった方、ご病気になった方のことも聴くと、あの頃は元気に一緒に働いてたのになあ、とも思ったり。

もっとも僕自身、この18年を振り返ればずいぶん変化したワケで、ヒューマンデザインで見ても「人生が常に飛躍の連続になる」と出るので、まあそういうことなんだろうなとあらためて実感しました。ちまちまとしか進んでいないようでも、長い目で見ると結構遠くまで来たものです、ほんとうに。