今日は、趣味のイベント見物に東京ビッグサイトへ。以前は開場前に行列して買い物するほどモチベーションが高かったのに、ここ2年ほどは意欲も物欲もさっぱりです。今日も会場をひとまわりした後は、何も買わないまま、知り合いさんたちとランチするためにそそくさと退場しました。退場後は、有楽町に寄り、国際フォーラムで一休み……
趣味のモノ自体、昨年からどんどん処分を進めていて、資料や本も断捨離的に手放しています。希少な品も多々あるため「手放すには惜しい」「いつか使うんじゃないか」「また欲しくなったらどうしよう」とか思いがちですが、もう触れる機会も無いと割り切って、潔く処分しています。また欲しくなったら買い直せばいいし、買い直せないモノはその必要がないんだろうと。そんな時期でもあるので、今更モノを買い増しするのも慎重になってますね。
そんな風に思うようになったのも、趣味の優先順位が下がったせいでしょうか。やはり2年前からヒューマンデザインを勉強し始めたのが大きく、趣味にお金を使うよりヒューマンデザインにつぎ込みたくなっています。ほんと、ヒューマンデザインの勉強は面白いんですけど、プロフェッショナルコースはお金がかかりますからねえ。
ヒューマンデザインでは人生後半、自分にとって要らないモノを手放す時期があるとしています。これは趣味に限らず、不必要な仕事や人間関係をも指すそうです。実際、僕も趣味の優先順位が変わるだけでなく、最近では仕事の縁が切れたり、交友関係の変化も感じています。しかも自分から切ったわけではなく、自然に向こうから切れていくんですよ。なので「あ、もう終わりだな……」と悟って、縁を結び直しもせず、ただ状況を傍観しております。
もし40代後半になって、今まで面白かったものが急につまらなく感じたら、それは優先順位が変わるサインだと思います。たぶん自然に手放せば、また新しい何かが人生に入ってくるのでしょう。でも妙な義務感(ここまで続けたんだから止めちゃだめだ)にとらわれてしまうと、不必要な仕事や人間関係に執着してしまうかもしれません。ご注意を……