趣味のモノを段ボール二箱分、処分することにしました。元々、モノを集めたがる性質なので、本やCDはそれなりに多く、まして作品執筆の資料となれば、つい数は増えてしまうし、罪悪感も皆無。だったらCDはデータ化、本も自炊して電子書籍化すれば省スペースできますが、実体としてのモノにも惹かれているせいか、デジタル化する気持ちも無い……と云うことで、定期的に持ちモノを吟味し、不要になったモノは手放しています。
一応、手放すモノに対しても、それなりに思い入れはあるのだけれど、やはり衝動買いや、セール時に「つい買ってしまった」モノは、結局不要だったり。中には、「いつか使うかもしれない」「あると便利」と云うモノも多々ありますが、買って以来、数年使っていないとなると、やはり「無くても大丈夫」なモノだと察したり。
そうして持ちモノをふるいにかけて選別しても、まだ処分できることに気づき、さらに処分するうち、やがて手元には、本当に必要なモノだけが残り、少数で濃厚なコレクションが確立されていく……のも、楽しいものです。
そしてモノの処分を億劫がる70代の父親、60代の母親を見ていると、モノを処分すると云う行為も、結構なエネルギーが必要なんだなと再認識し、まだ元気な40代のうちからモノを手放していこうとは思います。
しかし新たな仕事の準備のために、またまた資料を買う必要もあり、段ボール二箱減らしたぐらいでは、たいした断捨離にはならんなと痛感。それでも上限を意識したり、モノを手放すことを習慣づけるのも大切かなと。モノに執着し過ぎて、もっと大切な何かを受け取れないんじゃ困るしね。