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作家 ヒューマンデザイン・システム認定プレアナリスト+LYDガイド 市川丈夫のBlog

M.スコット・ペック「平気でうそをつく人たち」

読書 ヒューマンデザイン
文庫 平気でうそをつく人たち 虚偽と邪悪の心理学 (草思社文庫)

文庫 平気でうそをつく人たち 虚偽と邪悪の心理学 (草思社文庫)

 

【この記事は2016年2月に改稿しております】

今日はM.スコット・ペック「平気でうそをつく人たち」を再読。

先週、自由人のTさんと喫茶穂高でお会いした時も「今はうそがすぐバレる時代ですよね」という話になりました。当事者が事実を揉み消したり、誤魔化すことができたのは遠い昔。今は誰でも携帯やPCを使って、真実を世の中に発信・拡散できる時代。いくら誤魔化そうとしても、ネット上の無名の人々が束になってそのうそを検証し、綻びを見抜いてくれますよね。そういう面では、うそつきの化けの皮がすぐ剥がされる、良い時代になったなあと。

しかし悲しいかな、まだまだうそがつき通せる、誤魔化せると信じ込んでいる人がいるのも事実。なにしろ人類の歴史から見れば、誤魔化しの効いた時代の方が圧倒的に長いのですから、まだ我々の肉体には「誤魔化せばなんとかなる」という意識が刷り込まれているのかもしれません。うそがバレそうになった途端、反射的に心の中のうそスイッチが入って、さらなるうそを重ねる……なんてこともよくありますし。

今や、うそをつく人たちに対する印象は「おいおい、今時うそなんてついてまだ世間を騙せると思ってるのかよ、こいつ現実を知らないアホか」というところまで低下しているのも興味深いところです。まあ、巧妙なうそなら少しは感心されるでしょうが、えてして稚拙な「その程度の誤魔化しでこの場を切り抜けるつもりかよ」というレベルのうそをよく見るので、やはり人間、正直に生きて、失敗してしまった時は素直に謝った方がいいなあと思う次第です。

ところが世の中には、素直に謝れないパーソナリティの方もおり、謝る=自分の負けだと思い込んでしまうと、もう大変。負けたくないあまりに、自分の正当性を主張してうそを隠蔽する場合もあり、こうなると周囲は関わりを避け、うそをついた人は孤立していく……なんて場合もありますよね。

「平気でうそをつく人たち」によると、人は邪悪なものを隠そうとする時、それとは正反対の正義や愛を装うのだそうです。うそつきほど「私は正しい、あなたは間違っている」「私はあなたを愛している、あなたには愛が無い」と言うってことですね。

ただ彼らが言う正義や愛は、所詮見せかけのレベルであり、自分自身にもうそをついているわけです。美しい化けの皮が見せかけだとバレないよう、必死にうそをつき続け、化けの皮を剥がそうとする者があれば必死に抵抗する。それはとても不健康な状態なのだけれど、うそをつく人たちは恐るべき忍耐力を発揮して死ぬまでその不健康さと共に生きていくしかない。ああ大変だなあ……と。

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ヒューマンデザインから観れば、うそをついて生きることは、本来の自分として生きていないことになります。うそをついて、一時的に富を得たり、保身を図っても、結局は心身を病ませると思うのです。だったら自分にうそをつくのは止めて、本来の自分を認めればいいのに……と感じることも多々あるんですよね。

 

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