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作家 ヒューマンデザイン・システム認定プレアナリスト+LYDガイド 市川丈夫のBlog

【日常】対面チャット会も意外にアリかもしれない

昨日、知り合いさんたちと根津に集まった理由なんですが、実はデイリーポータルで見た「対面チャット会」をやってみたい、という趣旨でした。そう、みんなで飲み屋さんなりカフェに集まり、目の前に相手がいるにもかかわらず会話はせず、PCとかiPadを持ち寄ってチャットをしたらどんな感じだろう?と。

はいはい、「いや目の前にいるんだったら直接話せよ」「どう考えても話した方が速い」「実際対面しているのに画面越しにコミュニケーションするとか気持ち悪い」とか言われるのは分かってますし、実際僕らもかなりの部分でそう思ってます。ただ、今回はあくまで楽しい実験なのですよ。先入観で結果を決めつける前に、まず一回やってみようよと。それで何か見えてきたり、引き出せるものがあったら面白いじゃないかと。

ボードゲームカフェ コロコロ堂

で、今回は根津のボードゲームカフェ「コロコロ堂」さんにて3人が集結。僕もSurface Pro3を出して趣味の話題を3時間ほどチャットしてきました。

んで感想。結局100%チャットとはなりませんでした。かなりの割合をチャットが占めたものの、時折リアルな会話にも戻ったりして、ああやはり実際に声に出して話す方が楽だなあと。まあ、それは初めから分かっていたんですが。

むしろ、意外に対面チャットも面白かったですよ。これが単なるオンライン上のチャットだと、相手が今どんな表情なのか分からないけど(カメラを入れれば別ですが)、対面チャットなら、ああ今ビール飲んでるな、今はキーから手を離して聞き役に徹してるなと分かりますし。そういった相手の動きや雰囲気を把握したうえで、じゃあ今発言しようかなとか、ちょっと今は引っ込もうかと間合いを測るわけです。それはそれで大人の距離感を保った健全なコミュニケーションだと思ったり。

口では本音を言えないけどチャットなら本音を書けるという人もいらっしゃるので、もしかしたらこの方法が一番性に合っている人もいるのかもしれません。意外と、普段口数の少ない人が面白いエピソードを沢山抱えていたりするので、そういった人から話を引き出すひとつの形としてアリかもしれません。まあ、本音を引き出すなら、あくまで親しい人と4人以内で集まるのがほど良いかなと。

逆に言えば、飲み会などで「俺の話を聞け」とばかりに一方的に話したがる人(そういう上司や先輩、いますよねー)は向いてないだろうと。延々と自説を述べようと思ったら長文を打たなければいけないし、そうしている間に他の人たちの会話はどんどん進んで置いてけぼりにされてしまう。自分以外にもお題を出してくる人がいて、そっちのトークが盛り上がったりすれば、「聞いてもらえない感」が募ってストレス溜まるでしょうね。

まあチャットにしろリアルな会話にしろ、相手の間合いを推し量るスキルが必要になるので、一方的に話す人は対話が成立しませんよね。一方的に自分のことばかり話すのはコミュニケーションじゃないですからね。それは演説です演説。

とまあ、そんな感じでコミュニケーションのあり方を考えさせられた対面チャット会でした。話した方が速いけど、これはこれでアリですよ。