昨夜の夢。僕は何かの集まりに出ていたが、なんだかカッたるくて、寝そべったまま話を聞いていた。後ろの席では、昔は不良だったけど今はマジメに働いているという男性が僕の態度にイライラしている。けれど僕は「そんなにマジメに生きてどうすんの?」と笑って見せた。そのうち主催者らしき女性が何も言わずに去ってしまい「おいおい、さよならぐらい言えよ」と思いつつ、集まりは解散となった。
解散した場所は、文京区の江戸川橋あたりだった気がする。僕は「毎回ここに来た時はいつも歩くことにしているんだ」などと言い、デジカメを首から提げ、飯田橋駅の方へ向かった。カメラのボディはコンパクトだったけれど、ずいぶん長い望遠レンズが付いている。僕は、よーし、これで何か良い写真でも撮ろうと思いながら歩き始めた。
するとそのうち、雪祭りの会場に出くわした。会場にはサンタクロースの雪像があり、中に電球でも仕込んでいるのか、青白く輝いている。僕はそれをカメラに収めようとしたが、距離が近すぎて焦点が合わない。なーんだ、こんな望遠レンズじゃなくていいじゃないかと思い、いつものレンズを替え、ついでに電池も交換した。
そして顔なじみらしい近くの喫茶店に入り、店主の女性から「Kさんの出す紅茶って苦いでしょ。ってことはあの人そのものが苦い人なのよ」という話を聞いた。そこへ知り合いの女性たちがやって来て「一緒に帰ろうよ」と言われ……目が覚めた。07:19。前日疲れていたせいか、久しぶりに9時間以上眠ってしまった。
「カメラ」は、人生の経験を記録し、学ぶこと。でも望遠レンズじゃだめってことは、遠くから観察するのではなく、近くに寄って観察しろと。あるいはいつもの視点で良いとか?「サンタクロース」は、贈り物。でももう自分はそれを持っている。「雪」は、清らかさ、真実。「青」は精神性。うーん、なんでしょうね。真実や精神性という贈り物は、もうすでに自分の中にある……のかな?
ちなみに今日3月9日10:54、魚座の日食(新月)でした。新月の前後に見る夢には、注意を払う必要がある、とか申しますが、さていったいどんな贈り物があるのか、あるいはどんな経験をレンズを通して見ることになるのか?いろいろ期待したいところです。