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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】木星、いまだ完成せず

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今年1月8日から逆行を続けていた木星が、本日、順行に戻ってきました。ヒューマンデザイン的には、木星は今年3月19日から『易経』の「未済(びせい)=完成の前、いまだ完成しない」という卦に戻ってきました。この「未済」は、64卦の中で一番最後の卦なんですね。最後だったら「完成」だろうと思いきや、それを意味する「既済(きせい)」は63番目なのです。つまり「完成」の後に、いやいや、まだ未完成だ、まだ見直すところがあるぞ、と促すのがこの「未済」なのです。

僕の場合、ちょうど木星が逆行に入った翌日1月9日にお借りしたものを、ようやく今日になってお返しする段取りがついたところです。今現在、木星がいる乙女座は、僕にとっては、他人からモノを授かる第8ハウス(ソーラーサイン式)か、自分でモノを獲得する第2ハウス(プラシーダス式)なので、まずは自分からお返しする形で、周囲の方とのエネルギー交換を再開してみた感じです。お返しすれば、またどこからかエネルギーを授かるでしょうし。

また3月19日以降は、「困(こん)=進退窮まり、身動きできない」にノースノード(ドラゴンヘッド)があり、「未済」と手を組む位置にあるおかげで、人類全員が、曖昧なことを完成させようとして身動きできなくなる、という影響下に入りました。具体的に言うなら、頭の中に過去の思い出が去来して、あれはどういう意味だったんだろう……とその意味を完成させようとするけれど、なかなか答えが出てこない、という状態です。この影響は、ノースノードが「困」から脱ける6月8日あたりまで続きますが、今日あたりでその謎解きにも答えが出始め、実務的な見直し作業に入るかもしれません。

こちらも自分的には、過去にあった「受け取る恐怖」を思い出しているところです。僕はどうも昔から、第8ハウスの「受け取る」が苦手で、お金にしろ愛情にしろ、受け取っていいのかな?と臆したり、受け取ったら返さなくちゃいけないのでは……とプレッシャーを感じたり、返せるかどうか不安に思うクセがあったのですが、その悲観主義があるうちは、ちゃんと受け取れないし、返せないんだろうなあと気づきました。

もっともヒューマンデザインで見ても、僕は20代までに悲観主義に染まり、30代~40代は楽観主義を取り戻す時期、と出ています。今回の木星逆行も、自分を完成する前に、もう一度、根深く染みついた悲観主義を見直せ、ということだったのかもしれません。

そう、今年2016年は、2+0+1+6=「9」年サイクルが完成する年であり、さらに完成の「9」月までに、いろいろ見直しが必要なのでしょう。とりあえず、まだ「5」月ですが、夏までにやるべきことは、まだまだありそうです……

 

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