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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【夢日記】嫉妬する男、観察する男

Classroom

昨夜の夢。僕は、とある授業に講師として呼ばれていた。生徒たちはテーブル毎にグループ分けされ、講師もテーブル毎に配置されている。僕は臨時講師として駆り出されたらしく、楽しく授業をするうち、その場で全体懇親会が始まった。ところが僕は椅子に座らず、なぜかかがんで、身を隠したのだ。

すると一番エラい先生が生徒たちを見渡し「この中に自分たちだけで勝手に勉強しているグループがある」と言いだし、一人の中年男性に立って謝罪するよう促した。ところがまた別の生徒(男性)が「謝る必要なんてない」とエラい先生に食ってかかった。僕はその様子をじっと観察し、エラい先生は、自習して自分より伸びていく生徒に嫉妬しているんだなと気づき……目が覚めた。00:30。

昨夜の夢の「教師」は、いわゆる反面教師でしょうね。エラい先生になって得意満面だったのに、もっと有能な若い先生に追い越されるという状況は、良くあることだし、嫉妬心が生まれてもおかしくはありません。そこで自分の未熟さに気づいたり、無意味な競争心なんぞ捨てればいい。しかし幼稚な嫉妬心を消化できないと、なにかしら屁理屈で武装して、競争相手を潰そうとしたり、追い出そうとする。男同士のパワハラになりますわな。一応、大人ですから、幼稚な嫉妬をストレートに表現するのは避けるものの、その分、回りくどく嫉妬心を表現するわけです。よく「男の嫉妬は醜い」とか申しますが、この心理作用が働くがゆえに「男の嫉妬は見にくい=分かりづらい」のかもしれませんね。

Observer

で、そういう嫉妬心に取り憑かれた相手に対し、僕は身を隠して、観察をしていた。嫉妬の標的になってはいけない。この状況を観察して学べ、ということかもしれません。

実際、僕をヒューマンデザインで見ると、「意識的に観察する人」という役割になっています。この役割は42歳以降ますます強まり、人生のすったもんだには関わらず、大騒ぎする人たちから離れて状況を観察し、智慧を増す、のだそうです。まあ、騒ぎには我関せずなので、冷淡に見えるでしょうが、そうやって距離を置いて客観的に見る人もいないと困るのでしょう、全体から見れば。

それでも時々、観察者=オブザーバーでありながら、嫉妬に取り憑かれた人に意見を言う時もあります。そんな時は「観察する役割が意見しているんだから、この嫉妬は相当ヤバいぞ」とも思ったり。観察者だとしても、見過ごせない一件ってのはあるのです。