昨夜の夢。僕の目の前には、大きなモニターがあり、RPGのフィールド画面が映っていた。フィールドには宝物が配置されていたが、手元のスイッチを切り替えると、別のフィールドも次々と表示される。どうやら遊ぶ舞台は、自分で選べるらしい。そこでひとつのフィールドを選択すると、僕は突然、画面の中に入ってキャラクターの一人になってしまい、わらわらとモンスターたちも現れた。敵があまりに多いので、僕は仲間のキャラクターたちと、そのフィールドから逃げ出した。
僕たちは、実写の世界(夜の繁華街)に戻ってきた。仲間たちは総勢20人で、これから５人ずつのグループになって行動しようと相談した。すると誰かが「サタンがいる！」と言う。振り返ると、一瞬だけ、人混みの中に白いスーツとハットの男が見えた。「Smooth Criminal」の時のマイケル・ジャクソンみたいな格好だが、その男がサタン＝魔王なのだろうか。そして僕は、いつの間にか自分の部屋にいた。階段を下りようとすると、階下にそのサタンがいるではないか。僕はあわてて窓を開けて屋根に飛び乗った。その後も夢は続いたが、よく覚えていない。05:19。
「RPG＝ゲーム」は、人生のゲームを意味するそうです。人生のゲームを遊ぶ場所は選べるし、宝物もあるけれど、敵も多いってことですかね。そして一人では勝てないので、20人で組織を作るか、５人チームを組むのか。「階段を下りる」＝間違った方向に行くと「サタン＝魔王」＝自分の低レベルな面に出会う、というのも気をつけませんとね。人生のゲームの最大の敵は、自分自身のダメな部分かもしれません。「白」は清らかさを意味する色なので、自分では清らかに思えるけど実はダメな部分とか……
とりあえず「窓」＝認知力や予見力を活かして「屋根」＝客観性を養う場所に避難するのが良さそうです。家の中には「魔王」がいるから、今は「屋根」に避難しておけと。家の中の騒ぎに巻き込まれると、自分の中の「魔王」が暴れ出すかもしれませんしねえ。しかし火星最接近前夜に、魔王の夢とはこれいかに……
