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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】始まりであり、終わりの時

Trumpet of God's Judgement

本日1月30日19:49、冥王星が(1771年1月27日以来)246年ぶりに、ヒューマンデザイン的に「アルファオメガ」と呼ばれる位置(ライン)に入ります。ヒューマンデザインのマンダラ=ホロスコープには、『易経』の384爻(こう)に対応した384のラインが刻まれているのですが、この「アルファオメガ」は、その384ラインの中でも、最も神秘的な場所だと言われているのです。

この「アルファオメガ」とは、新約聖書ヨハネ黙示録』にある「私はアルファでありオメガである。最初であり最後である。始まりであり終わりである」という言葉から来ています。ヒューマンデザイン的には「光でもあり闇でもある」「言葉では表現できないし、理解すらもできない変容のエネルギー」と表される、本当になんだか良く分からない、恐ろしくも思えるし素晴らしくも思える位置なのです。

新約聖書〈5〉パウロの名による書簡・公同書簡・ヨハネの黙示録

新約聖書〈5〉パウロの名による書簡・公同書簡・ヨハネの黙示録

 

冥王星は動きが遅いため、この「アルファオメガ」に長く滞在しますし、逆行もするため、2017年から2018年にかけて4回、人類全員がこの「アルファオメガ」期を経験することになります。冥王星「アルファオメガ」期は以下に。

・1月30日19:49~3月5日16:33まで。

・6月8日02:08~7月18日07:21まで。

・12月6日01:42~2018年1月4日04:51まで。

・2018年9月9日06:46~2018年10月23日07:27まで。

動きの遅い冥王星は、ひとつの位置に長く滞在するため、その位置のテーマを濃厚に影響させると言われています。ヒューマンデザイン的に冥王星「真実を露わにする」「自分自身の暗黒面に下りていくことを要求する」星なので、「アルファオメガ」と組み合わされることによって、今まで隠してきた光が露わになるか、闇が露わになるという、ターニングポイントになりそうな時期なのです。

さらに言えば、冥王星を先導するように、すでに水星も「アルファオメガ」に入っています。水星はコミュニケーションを司る星ですので、今まで抑圧してきた光や闇の思いを、言葉に出して誰かに伝える時でもありますね。

2017世界はこうなる The World in 2017(日経BPムック)

2017世界はこうなる The World in 2017(日経BPムック)

 

この「アルファオメガ」が2017~2018年の、人類全員のテーマになるのですが、おりしもトランプ新大統領が、イスラム圏7カ国の国籍取得者の入国を禁ずる大統領令を発令し、それに対する抗議の声が上がっています。これも見方によっては、暗黒時代の始まりにも見えますし、その反動から光が生まれる時のようにも思えます。光にしろ闇にしろ、自分の中に抑圧する時代ではなく、開放し、露わにする時なのでしょう。そして自分の光や闇を露わにすることで、社会のヒエラルキーを駆け上ったり、転落することになる時でもあります。まさに始まるか終わるか、チャンスでもありピンチでもある時ですね。今年来年、4回来るこのターニングポイントがどうなるか、引き続き観察ですね。

 

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