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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】「Color Consciousness」を訳しました

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ヒューマンデザインの講義録「カラーの意識 Color Consciousness」の翻訳が終わりました。こちらの内容は、プロフェッショナルコース以降で学べるレイヴ心理学に属するものですが、レイヴ心理学自体、まだ日本では講義が開かれていないため、僕自身も初めて触れる内容になっていました。

簡単に言うと、人間にはその人なりの「動機(Motivation)」があり、その「動機」に基づいて行動するはずが、「転移(Transference)」という心理的逆転現象によって、まったく異なる「動機」で盲目的にそれを追い求めてしまう、というものです。

たとえば自分のチャートを分析すると、自分本来の「動機」は「欲望」なのです。と聞くと、なんだか金銭欲や性欲にまみれた人のように思えますが、さにあらず。この「欲望」とは、自分にとって正しいものに「欲望」を感じ、それに照準を合わせてロックオンするというもの。たしかにそのロックオンする感覚は分かります。理由もなく、急にどこかへ行きたくなったり、何かが欲しくなったりするんですよ。

しかし「欲望」な人は、自動的に正反対の「無垢」に「転移」するそうです。無垢と聞くと、なんだか純粋で良さそうな気もしますが、これもさにあらず。つまり「欲望」も無く、自分にとって正しいものに焦点も合わさないのです。これも心当たりがあって、昔から『君は無欲だなあ』とよく言われてきましたが、それじゃダメなんですよ多分。

まあ、こちらもいずれ特別講義などで、ヒューマンデザインを学んでいる方にご提供したいと思っています。

そして4月からは、個人翻訳プロジェクト第5弾として、192の基本インカネーションクロスを詳解した「The Grobal Incarnation Index」の翻訳に入ります。日本では、サード・ディグリーという講義で、この「The Grobal Incarnation Index」のダイジェスト版みたいなテキストが渡されますが、やはり情報を省いていない、原書に則した日本語テキストが必要だろうと思いまして。すでに3割ほど訳していますが、完訳までには2~3ヶ月かかりますかね。こちらも出来次第、お知らせする予定です。