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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】知識で差がつくと思い込む

Toronto: book stacks at Toronto Reference Library

今日も「Quarters & Angles」から、ひとネタ。ラー曰く『ヒューマンデザインを学んで1年目の人には気をつけろ』だそうです。なぜなら、最初のうちは新しい知識に触れるのが楽しいものの、無闇に知識を取り込んでしまう場合があると。そして悪くすると『知識を沢山得れば、他人と差がつく』と思い込み、実践や理解もせずに、ヒューマンデザインの知識だけを貪ってしまうので、もしそういった人が生徒にいるなら、ペースダウンさせるよう勧めています。まあ、これ1年目に限った話じゃないですけどね~

特にこれは、不安定な思考能力を持つ人に多く見られるそうです。不安定な思考能力を持った人は、情報を素直に吸収できますが、自分では整理できないほど多量の情報を吸収してしまったり、沢山情報を入れなきゃだめなんじゃないかとか、沢山情報を持っている方が偉いんじゃないかと思い込む場合がある。その焦りや劣等コンプレックスから『知識を沢山得れば、他人と差がつく』と思い込んでしまうと。

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ヒューマンデザインは、実践が大事なので、知識を入れるだけでは意味がないんですよね。ヒューマンデザインを理解するにしても、4~5年後に『ああ、やっと今分かった』と腑に落ちる場合もあり、焦る必要はありません。ただ、不安定な思考能力を持つ人は、過剰なまでに勉強してしまう場合もあるので注意が必要ですね。

僕のチャートを見ると、思考能力は安定しているせいか、学びに関して、あまり焦りは感じていません。もちろん学ぶことは面白いので、もしお金に余裕があれば、あの授業も受けたい、この資料も欲しいと貪欲になるかもしれませんが、そこは幸か不幸か、小遣いに余裕が無いおかげで(笑)『うーん、まあ、お金が無いなら、まだ先でいいや』と楽観しております。先に進むよりは、まず未読の資料をやっつけてから……という感じですかね。

以前もこのBlogで人間力の差は、知識では埋められない』と書きましたが、『知識を得れば差がつく』というのは錯覚です。僕自身も含めてですが、上級者向けの授業を受けたからといって、上級者になれるわけでもありません。こういった知識は、ファストフードをかっ込むように摂取しても、あまり実にならない気がしますね。それよりは、上質なお酒をゆっくり味わうように、時間をかけて自分のモノにしたいですね。

 

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