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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】真実に向き合うか、妄想に逃げるか

Gocce di pioggia sui vetri

最近翻訳したインカネーションクロス(人生の目的)のテキストの中に『人間には、その人本来の立ち位置があり、それ以外はうまくいかない。しかし人間が、その真実を受け容れることは非常に難しい。人間は、自分の真実を恐れ、自分に制限がある(できないことがある)ことを信じたくないのだ』とありました。

多くの場合、人間は、自分以外の立ち位置や役割に憧れ、都合の良い解釈をひねくりだして、その憧れこそが自分の立ち位置だ、それこそが自分の役割だと思いたがるものです。それはある種の幻想・錯覚・妄想であり、自分以外のものになろうとする、不健康な状態=Not Selfです。そしてこのNot Selfに陥ると、その錯覚や妄想を維持しようとして、必死になると言われています。

たとえば『本当のあなたの立ち位置はこれですよ』と真実を差し出しても、それを拒絶するわけです。しかしその拒絶にもいろいろ形があり、ムッとして真実を拒否する場合もあれば、『よく分からなーい』と理解できないフリをする場合もあります。または、自分なりに組み立てた(でも実は破綻している)論理で応戦したり、『いえいえ、私はちゃんと自分の立ち位置を分かってますよ、大丈夫』と自信満々に言う場合もあります。あるいは、真実を告げた相手に『あなたの言う真実は間違っているんじゃないですか』と相手を貶めるような言動をしたり、真実を避けるために、あらゆる手を使うわけです。

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んで最近、そういった「妄想に逃げている人」によく出くわすのですが、もしかしたらそれは、3月6日から冥王星「真実の声」に入ったせいかもしれないなと。これは『自分が知るべき真実を知れ』というプレッシャーを下ろす位置ですし、冥王星は、ある意味パンドラの箱を開けて、自分の奥底にあるものを引きずり出し、暴露する星ですから、今は世界全体が『いつまでも妄想や錯覚にとらわれず、そろそろ自分の真実と向き合え』というプレッシャー下にあるわけです。そのプレッシャーに晒された妄想的な人たちが、さらに自分の妄想に固執し、必死に抵抗しているのかもしれません。

ただし冥王星は、6月11日にいったん「真実の声」から脱し、来年2019年1月6日から再び「真実の声」に戻ってきます。そして冥王星は、2019~2020年にかけて、ほぼほぼ「真実の声」に滞在するので、今はまだ真実を知る予告編、本番は来年正月明けから、ということでしょうか。そう考えると来年以降はますます「自分の真実に向き合うか、それとも自分の妄想に逃げ込むか」がテーマになりそうですね。

ちょっと厄介に思えても、自分の真実と向き合いたい方は、是非ヒューマンデザインのリーディングをどうぞ。

 

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