昨夜の夢。僕は、見知らぬ街の通りにいた。誰かがアスファルトの上に何か白い粉末を蒔くと、その表面にうっすらと、奇怪な紋様が浮かび上がってきた。それを見て、咄嗟に僕は『あっ、この地面の下にUFOが埋められている!ここにあったんだ!』と気づいた。
と次の瞬間、シーンが、UFOを隠した悪人たちのアジトに変わった。悪人たちは『どうせあの知識は、難しすぎて誰にも理解できない』『あの知識は、我々だけのものだ』とか言っている。しかし窓の向こうでは、大勢の幼稚園児たちが、その難解な呪文か何かを、遊び感覚でそらんじていた。悪人たちは、困った顔になり……目が覚めた。05:49。
「飛行機」を含めた「空を飛ぶ物」は、魂の覚醒を意味しますが、「UFO」となると、かなり高次の覚醒かもしれませんね。それが足下にあることに気づいた。しかし世の中には『我々こそ、覚醒した人間である』『他の奴らは、我々より下位にいる』と慢心している者もいる。しかしそんなことはなく、彼らが『難解だ』と思っていた知識は、所詮、幼児が遊べる程度の知識でしかない。そういった自分の慢心に気がつくのも、ひとつの覚醒かもしれませんね。現実に目覚めるという意味で。
ちなみに『帰ってきたウルトラマン』で、地球に来た善良な宇宙人が乗っていたUFOが、河原に墜落して埋もれてしまい、傷ついた宇宙人の代わりに、地球人の少年がその地中のUFOを探してあげようとする、「怪獣使いと少年」というエピソードがありましたが、まあ、なんとも悲しいお話でしたね……