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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】冥王星「アルファオメガ」期の終わり

Apocalypse

何度かこのBlogで書いてきましたが、冥王星は昨年から、ヒューマンデザインのホロスコープ上で「アルファオメガ=始まりにして終わりであり、終わりであり始まりである」という位置に入って来ました。この位置は、ホロスコープを384分割した位置の中でも、最も神秘的な位置だと言われています。「光でもあり闇でもある」「言葉では表現できないし、理解すらもできない変容のエネルギー」と表されるこの位置に、冥王星という、長期滞在する惑星が入ったため、昨年から今年にかけて「始まりと終わり」のエネルギーが長期に渡って降り注いでいたと解釈されるのです。

この位置は、大きな意味では「野望」や、社会の階層構造(ヒエラルキー)を表す位置なので、キャリアアップなり、キャリアダウンを経験された方も多いかもしれません。世の中的に見ると、Metoo運動を契機として、これまで権力的立場にいた人たちが、セクハラ、パワハラモラハラによって告発され、キャリアダウンしたのが目につきましたね。それもある種の「始まりにして終わり、終わりであり始まり」なのでしょう。

その冥王星が、本日10月23日07:28に「アルファオメガ」から出て行きました。これにて、昨年から続いた冥王星「アルファオメガ」期も終わりです。次に冥王星がこの位置に来るのは、約247年後でしょうか。ヒューマンデザイン研究において、この時期は非常に重要なので、いったい自分に何があったのか、振り返っておくことも大切かなと思います。昨年から4回あった冥王星「アルファオメガ」期は、以下の通りです。 

①2017年1月30日19:49~2017年3月5日16:33(順行)。

②2017年6月8日02:08~2017年7月18日07:21(逆行)。

③2017年12月6日01:42~2018年1月4日04:51(順行)。

④2018年9月9日06:46~2018年10月23日07:27(逆行⇨順行)

僕個人で言うと、①②③の時期にヒューマンデザインの英文テキストを訳しつつ、特別講義を始め、④の途中、冥王星が順行に戻った日に、IHDS(International Human Design School)から国際資格の認定が下りたのが印象的ですね。ある意味それもキャリアアップだろうし、古い仕事の終わりであり、新しい仕事の始まりなのでしょう。ただしそれが上手くいくかどうか、光になるか闇になるかは分からない。それでも冥王星は、心の奥底にあるものや、生涯をかけて探索するものに光を当てると言いますから、多分この仕事を心の奥底から引き揚げてきたのかなと。

しかしこれで冥王星「アルファオメガ」期が終わっても、まだ冥王星は2019年の年明けまで「野望」にあり、さらに2019年秋にも逆行によって「野望」に戻ってきます。今回の「アルファオメガ」で起きたことを叩き台として、さらにキャリアアップの総仕上げが、来年秋まで続くので、引き続き冥王星には注目ですね。

 

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