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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【夢日記】2019年初夢:飛行機は落ちるが、自分は助かる

Airplane

2019年の初夢。僕は、旧ソ連の古い旅客機に乗っていた。しかし機体が古いせいか、低空でしか飛べないし、スピードも遅い。僕は『誰だよ、こんな古い機体を用意しやがった奴は』とグチっていたが、その飛行機が、いつの間にか、田んぼのような泥沼に墜落していた。幸い僕はケガも無く、濡れもせず、機内から大切なヒューマンデザインの書類や本を運び出した。

するとシーンが切り替わり、次の場面は空港に切り替わった。僕は、飛行機が落ちたので、早く引き揚げるよう、空港の人に伝えた。しかし空港の人は、一応政府には連絡したものの、その飛行機は墜落したんじゃなく、ただ遅れているだけだと勘違いしていた。これじゃラチがあかんなあと思っていると、すぐ近くに、なにかメソメソと嘆いている男性がいる。彼は『ここだけが僕の安全な居場所だったのに、こんなことになってしまって……』とうずくまっている。

僕は、誰も頼りにならないなあと思い、また飛行機のところに引き返そうとした。目の前には、下りのエスカレーターがあったが、それに乗るのは面倒に感じ、僕は仮面ライダーのように『トゥッ!』と叫んでジャンプし、その場から離れ……目が覚めた。 

ドリームブック 夢辞典(改訂増補新版)

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2013年から夢日記を記録していますが、初夢とはその年を象徴する夢であり、かなり当たっている……というのが個人的な感触です。 夢の中の「飛行機」の位置は、特別な問題や状況に関する気づきだと言われています。「泥の中で動けない」は、前進も成長もしないこと。「本」は、自分の人生の目的。

つまり何かしら状況が墜落し、泥沼にハマって動けなくなるけれど、僕個人と人生の目的は、そこから脱出できると。しかしその状況そのものを救おうとしても、助けてくれる人はいない。その状況を嘆くだけの人もいる。そこから先「下りのエスカレーター」=間違った方向に進むのではなく、「ジャンプ」=自分なりに新しいものに挑戦したり、前進すれば良いと。

これ多分、ヒューマンデザインの組織的なことだと思いますわ。ここ最近、組織的には、無理に集客を増やそうとして、新しい資格や肩書きを乱発したり、知識や理解の浅い教材を用いたり、短期間のツメコミ式講座を開いて即席の有資格者を増やしたりと、どう考えても、国や組織が滅ぶ前の状況なのです。戦争中のドイツや日本のように、負け始めた国がやってきたこととそっくり。戦力が足りないから、とりあえず人間をかき集めて、即席で知識を与えて現場に送り出すとか、学徒動員みたいなものでしょう。また、知識や理解の浅い人間が先生ごっこをする一方、PTLは受けたのにアナリストとして認定されない方もいて、組織としての階層構造(ヒエラルキー)はすでに崩壊しつつあります。

こういった状況が、恐らく2019年に、墜落に至るのかもしれません。その状況を助けてくれる人はいないし、嘆くだけの人もいる。でも僕個人は、ヒューマンデザインという知識を、泥沼から引き揚げて、その安全を確保し、前進すれば良いんだと思います。

ちなみに2018年の初夢を振り返ると『人生の大舞台での立ち居振る舞いを教えてくれる人は誰もおらず、分からないなりに自分でやるしかない』とありましたが、これもかなり当たっている気がします。昨年は、ヒューマンデザインのアナリストとして、模範的な振る舞いが分からないまま、自分なりに特別講義をやってみた一年でした。その土台を作ったうえで、2019年は、組織の墜落・泥沼化に立ち会うのでしょう。その泥沼に飲み込まれないよう、注意していきたいところです。