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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】「怒り」と「不満」は外側に爆発し、「苦味」と「失望」は内側を蝕む

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引き続き「Channels by Type」の翻訳中です。現在50/650ページまで進捗。まだまだ序盤ですが、目新しい記述もあるので、作業を楽しめています。

さて、またその「Channels by Type」からのネタをご紹介。ヒューマンデザインでは、人間を大きく4つのタイプに分け、不健康な状態になると、それぞれ異なったものを感じるとしています。それがこちらです。

 ・マニフェスター(9%)=怒り ・ジェネレイター(70%)=不満

 ・プロジェクター(20%)=苦味 ・リフレクター(1%)=失望

この中でも、エネルギータイプと呼ばれるマニフェスターが、やりたいことを邪魔された時に感じる「怒り」と、同じくエネルギータイプのジェネレイターが、間違った仕事や人間関係が停滞して感じる「不満」は、外に向かって吐き出され、外向きに爆発するそうです。たしかに世の中でも「怒り」「不満」はよく見られるでしょう。

しかし非エネルギータイプであるプロジェクターが、誰からも招待されていないのに、勝手に他人を導いてしまい、それを受け容れてもらえない時に感じる「苦味」は、外側に爆発することなく、その人を内側から蝕んでいくそうです。

ここで問題なのは、「怒り」「不満」は強く外側に現れ、分かりやすいのですが、プロジェクターの「苦味」は内向きなので、世の中を見ても、分かりづらいということです。そしてタイプとしてのプロジェクターは、人類の20%しかいませんが、プロジェクター以外のタイプでも、プロジェクター的なチャネル(個性)を持った人は沢山います。僕自身、タイプとしてはマニフェスターですが、定義されたチャネルは3本とも、プロジェクター的な性質を持ったチャネルです。つまりマニフェスターである僕は、タイプとしての「怒り」だけではなく、チャネルとして「苦味」も感じるワケです。そのため少数派(20%)であるはずのプロジェクターの「苦味」は、世の中に意外に多く存在し、なおかつ世の中に表れにくいということなのです。 

さらに、どのタイプの人であっても、やはり非エネルギータイプの、リフレクターの「失望」を感じるチャネルがあります。これもまた内向きかと思われます。

この「内側からその人を蝕む」という表現は、「Channels by Type」で初めて目にしました。タイプで言えば、プロジェクター(20%)とリフレクター(1%)が不健康になると、外側に爆発するのではなく、目に見えない内側から病んでいくと。内側から肉体が蝕まれることもあれば、内側から精神を蝕まれる場合もあるでしょう。そしてプロジェクター的なチャネルや、リフレクター的なチャネルを沢山お持ちの方も、そのような不健康さに飲み込まれる危険性があるので、注意が必要なのでしょうね……

 

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