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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】水星逆行:誰を導くのか、誰に導かれるのかを見直す

the wolf pack

明日7月8日から、水星が逆行に入ります。水星は現在、ヒューマンデザインのホロスコープで言うと「影響力」のゲートの中盤「誰に影響力を及ぼすか選ぶ」で停止しています。ある意味、ここから水星が逆戻りするのは、誰を導くか、誰に導かれるかを吟味する時期ということでしょうか。この「影響力」は、選挙のように民主的な形で選ばれるリーダーシップの位置でもあり、水星はコミュニケーションを司る星なので、リーダーを民主的に選び直すことを話し合う時期とも言えます。ちょうどこの逆行期間の7/21に参議院選挙があるのも、面白いシンクロですね。

水星は、8月1日まで逆行しますが、「影響力」からさらにひとつ前の「刺激的な放浪体験」に戻り、さらにもうひとつ前の「小さいけれど大事なこと」まで戻ります。つまり、ここまで自分が経験してきたことを語り直し、誰を導くのか、誰に導かれるのか、細かい部分を論理的に突き詰めていくわけです。

逆に、誰を導くかも突き詰め直すわけで『是非、あの人を導きたい』『もう、こいつは導きたくない』という見直しもあるでしょう。しかし、いくら自分が導きたいと思っても、相手から求められていなければ、導くことはできないので、そのあたりの見極めもあるかもしれませんね。

以前も書きましたが、ヒューマンデザインの創始者ラーは『導きとは、ものごとに引き入れることではなく、ものごとから引き離すことだ』と言っていました。『あれをやれ、これをやれ』と言うのは導きではなく、リーダーシップでもない。逆に『それは止めた方がいい、それは避けた方がいい』と言うのが、真の導きであり、真のリーダーシップなのかもしれません。このあたり、微妙な違いなのですが、ものごとに引き入れようとする命令や、強制や、支配の不健康さに気づけるかどうかですね。

ちなみにイヌ科の動物……オオカミなどは、群れのリーダーを民主的に自分たちで決めるとも言われています。ここから8月中盤までは、ある意味、自分たちの群れのボスを誰にするのか、自分たちの群れから誰を追い出すのか、つまり組織再編について、話し合いがもたれる時期なのかもしれませんね。

 

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