明日7月17日06:38、山羊座月食となります。今回の満月(と地球)を、ヒューマンデザインのホロスコープで見てみると「真実を知ろうとすることに取り憑かれる」または「真実の探求に、他の人たちまで巻き込み、混乱させてしまう」という位置にあります。
この位置を含むゲートには、2018年3月から冥王星もあり「神秘的な真実を知らなければ」というプレッシャーをかけていますが「神秘的な真実」をすべて知ろうとすると、頭が壊れてしまいます。そのため、この位置では3つのルール……『これは自分にも理解できる』『これは自分には理解できない』『これは自分が理解する必要は無い』と知ることが大切だと言われています。
しかし今回の月食の位置は、「神秘的な真実」を知ろうとすることに取り憑かれて、ワケが分からなくなったり、理解していない神秘的なことを、とにかく周囲の人たちに話して混乱させてしまう位置になっています。満月と反対側に位置する太陽も「細かい論理性」にあるため、細かいことを考え過ぎると厄介でしょうね。
ヒューマンデザイン・システムも、細かくて神秘的な真実なので、正直言えば、冥王星が「神秘的な真実」にある時期(最終的に2022年まで滞在します)に、その冥王星の力に引っ張られ、本来の自分からかけ離れた状態で必死に勉強しても、あまり良い結果にはならないでしょう。あるいは、いったん勉強してみて、どこかで壁にぶち当たったら『ここまでは自分にも分かる』『ここから先は自分には理解不能』『ここから先は自分にはいらない』というボーダーを見極める時期なのかもしれません。
ちょうど冥王星が「神秘的な真実」に本格参入した昨年上旬から、認定講座などでヒューマンデザインを学ぶ方も増えたと思いますが、もしかすると、その方たちの中にも、理解不能という壁にぶち当たったり、理解する必要がないレベルまで勉強しようとしている人もいらっしゃるかもしれません。あるいは、まだ十分にヒューマンデザインを理解していないのに、とにかくこの真実を伝えたいという気持ちから、知り合いにこのことを話して、相手まで混乱させている方もいるかもしれません。
僕自身も、ヒューマンデザインに関して、いろいろ勉強してはいますが、どこかで『ここから先は必要無いな』とか『ここは、この程度の知識で十分だな』と感じている部分もあります。とても全部は理解できませんし、全部が必要だとも思っていません。その代わり、自分に必要なところ、自分が理解できるところは、深く掘り下げてみよう……という感じでしょうか。いずれにしろ、無理せず学んでいくのがベストかなと。
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