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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】「待つ」は「何もしてはいけない」ではない

Waiting

今日は、遠方のお客様にzoomにてゼネラル・リーディングをお伝えしました。zoomを使うのは初めてでしたが、なるほどこういう仕組みなのかと今さら納得……

さて、今日のお客様はプロジェクターさんでしたが、事前にその基本ルールである「招待を待つ」をご存じだったものの、今ひとつ良く分からないとのことでした。なんとなく「待つ」=「何もしてはいけない」のかと思われたようです。しかしライフスタイルとしては、直接的なマーケティング(宣伝)をするデザインでしたので、ウザくない程度に自分のやっていることを宣伝すれば、それを知った人から招待が来ますよとお伝えしたところ、ご納得いただけたようですし、実際にそれで上手くいった経験もあると。

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ヒューマンデザインの創始者ラーも『待つというのは、何もしてはいけないワケではない。そこは酷く誤解されている』と言っていますし、実際そう勘違いされている方もいらっしゃるでしょう。特にジェネレイター仙骨の反応を待つ」プロジェクター「招待を待つ」リフレクター「29.5日待つ」なので、人類の91%は(マニフェスター以外は)全員「待つ」ことが基本になっています。しかしラーが嘆いているように、待っている間、何もしてはいけないワケではありません。

たとえばジェネレイターが『私はこの仕事をやりたい』とか『離婚したい』と思ったなら、周囲の人から『その仕事、本当にやりたい?』『本当に離婚したい?』と訊ねてもらう必要があります。そこで仙骨の『うん(Yes)』とか『うう~ん(No)』という反応が出てくるのを待ちなさいという意味です。そして本当に健康的なジェネレイターなら『私に質問してよ』という雰囲気が出るので、自分から言わなくても、周囲の人がそれを汲み取ってくれて『もしかして離婚したい?』と訊いてくれると言われています。

プロジェクターも、自分らしく健康に生きていれば、自然と周囲から「導き役(ガイド)」として認められ、招待が来るはずです。ただ、プロジェクターによって自分らしさは違いますから、自分の基盤を強化したり、自分の才能を伸ばしたり、試行錯誤したり、友達と話したり、宣伝したり、よそよそしく生きることで自分らしさが発揮され、それが招待を呼び込むことになるでしょう。こういった自分本来のライフスタイルを活かすことは、他のタイプでも有効です。

リフレクターなら、29.5日の間にさまざまな自分を経験し、さらに自分が頼れる知人に、自分の中に生じてきた意見を投げてみましょう。そして返ってきた答え=フィードバックを思い返し(リフレクトし)、さらに確信を深める期間として29.5日が必要となります。もちろんリフレクターも、自分らしく生きれば、正しいフィードバックを返してくれる人たちが自然と集まってくれるはずです。

「待つ」というのは「決断を後回しにする」という意味ですし、正しい決断をするために、さまざまな準備や段取りをすることは、悪いことではありません。その準備や段取りも、タイプによって異なるというお話しでした。そして最高の準備は「自分らしく生きる」。これに尽きますね。

マニフェスターですか? 待たなくても良いですけど、あらかじめ知らせてくださいね。

そしてマニフェスターと言えど(そして他の3タイプでも)、感情の波がある方は、感情のアップダウンが収まるのもお待ちください。いろいろと段取りがありますが、正しい御作法を踏まえれば、満足や、成功や、驚きや、平和が得られますからね。 

 

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