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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】12のプロファイルについて

12種類の「プロファイル」は、あなたの普段の生き方や考え方です。この「プロファイル」は、1番ラインから6番ラインの性質の組み合わせであり、意識/無意識に現れ、あなたの意識的な思考/無意識の行動にも現れます。またインカネーションクロス(人生の目的)への取り組み方も「プロファイル」毎に異なります。プロファイル1/3、2/4、3/5、4/6、5/1、6/2は多数派ですが、1/4、2/5、3/6、4/1、5/2、6/3は少数派です。

精神年齢的なイメージとしては、1番ラインが小学生以下、2番ラインが中学生、3番ラインが高校生~大学生~新入社員、4番ラインが20代~30代、5番ラインが40代~50代、6番ラインが老人、といった感じです。

また、1、3、5の奇数はしっかり者のイメージ、2、4、6の偶数はゆるいイメージです。多数派プロファイルは意識/無意識も同じ奇数か偶数の組み合わせなので、1/3、3/5、5/1はしっかり者、2/4、4/6、6/2はのんびり屋に偏っています。少数派プロファイルは必ず奇数・偶数の組み合わせなので、1/4、2/5、3/6、4/1、5/2、6/3はある意味バランスが取れた生き方なのです。

まず1/3は、最も子供っぽい生き方であり、自分のことに完全に集中し、周囲のことは気にしません。1番ラインとして自分の弱点や基盤を固めることに集中しますが、無意識の3番ラインで『しまった、間違えた』と気づいたら絆を断ち、より良いものに取り組みます。そういった自分自身の試行錯誤プロセスに夢中になるため、他人に関わっていられませんが、世の中にはそういった研究者も必要なのです。しかし悪くすると(4/6のような)大人の振りをしたり、間違いが続くあまり悲観的になるので注意しましょう。有名人では、尾崎豊長嶋茂雄あたりがわかりやすい1/3かと思います(周りが見えていない)。

1/4は、同じく1番ラインとして自分の基盤固めに没頭するものの、無意識の4番ラインによってその研究を友人たちに話したり表現します。しかし4番ラインは自分が真実を話しているかどうかわからず、聞いた話をすぐ話したがるため、間違ったデマを世間に広めてしまう可能性もあります。また友情が大切な4番ラインが無意識にあるため、友情を忘れて自分の研究に没頭することもあります。有名人では、物理学者アインシュタインが1/4です(原爆のアイデアを無意識に話してしまい、それが実用化され、広島と長崎で使われたことにショックを受けた)。

2/4は、同じく4番ラインとして無意識に友人とどうでもいいおしゃべりをしたがり、自分が何を言っているのか分かっていません。さらに2番ラインは才能型ですが、自分の才能が何なのか分かっていません。そのため2/4は、もっともゆるふわな、ぼんやりした生き方になるでしょう。有名人では若いアイドル(深田恭子小泉今日子松本伊代篠原涼子中居正広草薙剛)によく見られるプロファイルですが、それだけ親しみやすく、ある種の才能も発揮できるでしょう。しかし悪くすると、ゆるふわとは逆の、(5/1のような)デキるキャリアタイプを目指しますが、大抵は上手くいきません。あくまでも、部屋で猫とごろごろするような生き方で大丈夫です。

2/5は、同じく2番ラインとして才能型であり、周囲からも『あなたにはこの才能があるはずだ』と思われます。一方、無意識の5番ラインは問題解決役であり、周囲からも『あなたならこの問題が解決できるはずだ』と期待されます。しかしどちらも、あくまで投影であり、本来の2/5にその才能があるか、その問題解決できるかはわかりません。そのため、実体とはまったく違うものが映し出されるのが2/5です。しかし実際に才能を使って問題解決をすれば、有名人で言うところの高倉健トム・クルーズのように、5番ラインの輝かしさを発揮できるでしょう。

3/5は、同じく5番ラインとして周囲から期待されます。そして意識面の3番ラインは挑戦的で、その期待に応えようとして問題に取り組みますが、試行錯誤となるため、簡単には成功しません。すると周囲から『なぜ出来ないんだ?あなたなら出来るはずなのに』と責められたり、期待ハズレに思われてしまいます。しかし3/5は、間違いを経験することで打たれ強くなり、華やかさも発揮できるはずです。わかりやすい3/5は、離婚後も華やかさを保っている、長谷川京子藤原紀香松田聖子山口もえあたりでしょうか。

3/6は、同じく3番ラインとして挑戦的であり、一生反抗期です。そして無意識の6番ラインは、29歳前後でいったん社会から離れて人生の屋根に上がり、50歳前後で屋根から下りて人生の本番を迎えます。しかし3番ラインは反抗的なため、人生の屋根の上にじっとしていられず、早めに下りようとしたり、また屋根に戻ったりします。有名人の3/6は、黒柳徹子二宮和也等がいますが、はて、3/6的な生き方をしてきたのかどうかとなるとよくわかりませんね(少数派プロファイルはサンプル例が少ないのです)

4/6は、一番大人のプロファイルです。同じく6番ラインとして29歳と50歳前後で転機を迎えます。そして意識面は4番ラインなので、自覚的に友情を大切にするでしょう。しかし無意識の6番ラインはよそよそしい性質なので、友達の輪には入っているけれど、その輪の一番外側で屋根に上がり、みんなを客観視しています。しかし4番ラインは悪くすると頑固になったり、依存的にもなるため、転機を過ぎたのに、それ以前の人生を引きずってしまう場合もあります。6番ラインは最も意識が高く、それを4番ラインで表現するという意味では、アイススケーターの浅田真央安藤美姫荒川静香が全員4/6というのもわかりやすい例ですね(20代までは現役、30代以降は別の道)。

4/1は、同じく4番ラインとして意識的に友情を大切にし、無意識に自分の弱点や基盤を研究します。1/4とは逆に、4/1は無意識の基盤固めを忘れる可能性があるので注意しましょう。特に基盤的な知識を固めないまま、4番ラインで間違った情報を発信する可能性もあるからです。4/1は運命的にも独特で、人生や目的に固定されると言われています。有名人では、野球選手の大谷翔平(投手と打者の二刀流)が4/1ですが、日本のプロ野球に入っても、大リーグに行っても投打の二刀流を貫いているのは、まさに固定的な4/1だなと感じます。何歳になってもモテ男生活を貫く、いしだ壱成も4/1です。

5/1は、同じく1番ラインとして無意識に基盤を固めます。さらに意識面の5番ラインで問題を解決すれば、救世主として輝けるでしょう。有名人としても、最も華やかなハリウッドスターや勝ち組感が出ているのが5/1です(マドンナ、レディ・ガガテイラー・スウィフトアーノルド・シュワルツェネッガーキアヌ・リーヴス上戸彩菅野美穂牧瀬里穂)。しかしここでも、無意識の1番ラインでの基盤固めを忘れてしまうと、その基盤が崩れた場合、周囲から期待ハズレだと思われ、磔にされてしまうので注意しましょう。ある程度、5番ラインとして結果を出すことが大切ですが、自分より上の6/2にバックアップしてもらっても良いでしょう。

5/2は、同じく5番ラインとして意識的に問題を解決し、華やかでもあります。しかし自分の才能が何なのかわかっていない2番ラインが無意識に入るため、余計に自分の才能が分からなくなり、その才能を発掘することがカギになるでしょう。これも2/5と同じく投影のラインの組み合わせであり、上手くすれば2番ラインの才能で5番ラインの救世主となれます。また2番ラインは孤独になって引きこもり自分の才能を磨き、5番ラインには異端性=変わり者という性質もあるため、引きこもりの変わり者という生き方でもあります。有名人の5/2では、Kinki-Kidsの堂本剛がたしかにそれっぽいのですが、不健康な例としてはオウム真理教麻原彰晃(本部に引き籠もったまま、部下を使って問題を解決しようとした)が挙げられます。

6/2は、同じく無意識の才能を発掘することがカギとなります。そしてその才能を見つけるために、29歳でいったん社会から離れ、50歳以降はその才能で世に出て行きます。しかし華やかな5番ラインとは違って、老成した6番ラインはわざわざ自分を宣伝することもなく、身をもって自分の才能を体現します。そういうとカッコ良く聞こえますが、その域に達するには50年という長い年月が必要です。そしてその域に達していなければ、宇宙から罰せられて若死にしたり、将来を悲観視して自殺してしまうのも6番ラインの特徴です。特に6/2は、ジミ・ヘンドリックスブルース・リーマリリン・モンロー太宰治芥川龍之介本田美奈子川島なお美と、若死にしている人が多く見られます。

そして6/3は、同じく6番ラインとして29歳と50歳前後で転機を迎えますが、無意識の3番ラインでその転機も試行錯誤となるでしょう。3/6と同様に、早めに屋根から下りようとしたり、無意識に屋根からの下り方を間違えることもあるわけです。しかしそれによってさらに人間的に鍛えられ、ある意味プロファイルの頂点として、長老的な立ち位置に落ち着くでしょう。6/3の有名人では、Apple社のCEOを務めたスティーヴ・ジョヴズがいますが、彼も6番ラインで人生の転機を間違えたのか、50代の若さで亡くなっています。

 

これが12のプロファイルの簡単な説明です。この生き方、考え方は、あなたの普段の生活にも現れるため、非常に重要ですし、恐らく実感できるはずです。プロファイルは、あなた本来の生き方を表しているため、ここにある問題点を意識してみるのも大切です。

 

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