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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

リンダ・ヒル「サビアンで読み解く運命事典」

サビアンで読み解く運命事典 (ブルームブックス)

サビアンで読み解く運命事典 (ブルームブックス)

 

サビア占星術とは、ホロスコープを12星座で区分するだけでなく、360度それぞれに、不思議な意味とメッセージをもたせたもの。自分も、本書は持っていたが、訳者・鏡リュウジさんが書かれているように、20世紀初頭の霊能者が作り出したという事実が、どうにも胡散臭くて、歴史も浅いし、これはちょっと置いとこうかな……と思っていました。サビアンシンボルというメッセージも、神秘的ではあるけど、ある意味、曖昧で、ピンと来ない人には全然ピンと来ないかもしれない。

ただ昨日、久しぶりに自分のサビアンシンボルを読み直してみたら、今になって、しっくり心に入ってきたので、あらためて再読しています。ちなみに自分は、2月7日、水瓶座18度生まれ。サビアンでは生まれ度数に1を足して見るので、自分の場合、水瓶座19度になり、「やっと鎮火した森林火災」というサビアンシンボルになります。凄まじい破壊の後に得られる高揚感、という意味だそうで、自分の人生を振り返ると、たしかに大きな衝撃を受けたけど、今は満ち足りてるなあと。

さらに、同じく2月7日を表す水瓶座18度の「仮面舞踏会で男が仮面を剥がされる」、水瓶座20度の「メッセージを携えた大きな白い鳩」というサビアンシンボルと繋げると、自分の本質と向き合い、破壊を受けた後、平和と愛が訪れる……という、なかなか奥深いストーリーにもなっていることにも、惹かれました。

本書を初めて読んだのは、破壊を受ける前だったので、理解できませんでしたが、大きな変転を経験した今では、なるほどなあ……と納得しています。

誕生日大全

誕生日大全

 

そういえば「誕生日大全」に、「2月7日生まれは43歳から転機」とあります。1日を1年に見立てて、2月7日から43日=43年進むと3月21日になり、ホロスコープの先頭にあたる牡羊座最初の日になるのだとか。こちらはプログレスという占星術ですが、自分にとってまさに今年がその43歳で、今こうして、いろいろなことに興味を持ちだしたことが転機なのかな……と思ったり。サビアンにしろプログレスにしろ、占星術も多々あるので、これからも、いろいろ触れてみて、知識を深めていきたいですね。