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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【日常】音羽・鳩山会館

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昨日は「大正ロマン人形展覧會」を拝見しに、文京区音羽鳩山会館へ。あいにく展示は撮影不可でしたが、代わりに旧鳩山邸内の様子や庭園など……

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階段の踊り場の他、随所にステンドグラスが。

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記念室として保管されているお部屋(私室)も撮影不可ですが、たしかにこんな素晴らしい部屋で原稿でも書いたら、異常にはかどるか、逆に落ち着かないだろうなと思ったり……本物の書斎を見た気がしました。

しかし一番良かったのは、鳩山一郎夫人、薫さん(元共立女子学園理事長)のお部屋。これほど素晴らしい洋館なのに、あえて畳敷きの和室。文机の傍には火鉢。やっぱり日本人はこういう部屋が落ち着くよなあ、と再認識した次第。

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庭園には、様々な種類のバラが咲き乱れ。

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お屋敷から門へと続く、つづら折りの坂道は紅葉。東京にお屋敷は数あれど、やはり歴史をたっぷりと含んだ佇まいは別格。この邸宅と庭園を生み出した、ケタ違いの豊かさを思うと溜息が出ました。豪邸などという簡単な言葉は似合わない、ある種の異空間。