00:44に目が覚めた僕は、すぐにまた眠りについた。そして夢の中で、なんとテロリストの人質になっていたのだ。場所は学校で、僕は科学室のような教室に軟禁されていた。テロリストの男は、その学校の生徒らしく、何か要求があるようだった。
しかし傍から見ていても、なんとも頼りないテロリストだった。なんとなく、ああこいつの目を盗んで逃げるのは簡単だなあとか、いずれこいつ捕まって罰せられるなあと、僕は妙にリラックスしていた。
案の定、テロリストは観念したのか、僕を解放した。僕は廊下を歩いて別の教室に行き、避難していた他の生徒たちと合流した。その中には、妙に嘆き悲しんでいる女子生徒がいた。どうやらテロリストと化した男子学生に恋していたらしい。
僕はドライにも「良かったじゃない、あの男への幻想が消えたんだから」と言った途端、目が覚めた。04:27。
「テロリスト」は、野放しの性エネルギーや怒りなどを意味するそうです。対して「人質」は、拒絶や自分の抑圧された側面だとか。
もし「テロリスト」の暴力性が自分のモノだとしたら、自分で自分を「人質」にしていたってことでしょうか。それでも「人質」である自分は、「テロリスト」を厄介なモノだと見なしつつ、客観的に観察できていたのかもしれません。いずれどうにかなるだろうと。夢の中でも結果「テロリスト」は降伏したわけですから、そういったモノは消えてしまったのかも。また「学校」は人生であり、学びの場ですから、人生における怒りから解放された……とかね。(希望的観測)
前の夢にも出てきた「少女」は、自分の傷つくやすい側面を意味します。「泣く」ことは、ストレスや欲求不満の解放だそうです。
なんとなく「テロリスト」=男性性、「少女」=女性性にも思えますね。で、過剰な男性性は消えて、女性性は抱えていたストレスから解放されたと。実際、夢の中でも僕は解放されたわけですし。
それにしても一晩のうちに強烈な夢を続けて見てしまいました。見ない時はまったく見ないんですけどねえ。それもまた何か意味があるのかもしれません……