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作家 ヒューマンデザイン・プロフェッショナル・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】戦略的に見つめ、周囲に引き出される

世界を変えるエリートは何をどう学んできたのか?

世界を変えるエリートは何をどう学んできたのか?

 

ケン・ベインの「世界を変えるエリートは何をどう学んできたのか?」を読了。本書では、人間には3つの学ぶスタイル……「戦略的な学習者」「表面的な学習者」「深く学ぶ者」があるとしています。

「戦略的な学習者」は高学歴を目指してテストでの高得点を狙い、「表面的な学習者」は試験に受かるためだけに学習内容を詰め込む者だそうです。しかしこの2つのスタイルは、新しいことや、自分の専門外に好奇心を持つことは少なく、ものごとの裏側に潜む真実にもあまり目を向けないとか。またテストで優秀な成績をおさめた「戦略的な学習者」が、いわゆるエリートとして世に出され、そこで想定外の事態に直面すると対応できなくなる……という場合もあり、様々な危険性を秘めた学習スタイルだとも説いています。

本書では、好奇心を持って「深く学ぶ者」を真のエリートと評し、深く学ぶためには、誰にも操られずに自発的に考える、内発的動機付けが必要だとしています。たとえテストの点数が低くてもあまり気にせず、好きだから勉強する……という姿勢が一番深く学べるのだとか。

僕自身で言うと、興味の無い授業は「表面的」に学んでいましたね。とりあえず落第さえしなければいい程度で。その代わり、興味のあることなら、言われなくても本を読んで、勝手に勉強を進めていた感じ。今、学んでいるヒューマンデザインも、自分では深く学んでいるつもりです。

http://www.flickr.com/photos/91759723@N04/8589591025

ヒューマンデザインでも、人それぞれの学び方が導き出せますが、先月のPTL1では、人によって情報の見方・引き出し方も異なる、ということを学んできました。

僕の場合、情報を戦略的に見る人だそうです。目に入る雑多な情報の中から、戦略的に選び抜いたものに焦点を絞るのだとか。たとえば歩いていても、街全体の様子を見るのではなく、「あそこに焼き肉屋があるな」と焦点を絞るそうです。情報を論理的に見る、左脳的に見る、とも言えるかもしれません。

http://www.flickr.com/photos/7149027@N07/1545584483

ところが、僕が見た情報をインプット・アウトプットする方法は、非戦略的なんですな。僕は、他人のために情報を取り込み、他人によって情報を引き出され、他人の役に立つのだとか。言うなれば、他人が使う情報の入れ物として機能しており、どの情報を取り込むかすら、決めているのは自分ではないそうです。自分では、興味のある本を読んでいるつもりでも、実は他人のために情報をたくわえているそうで、なんだか不思議な分析に感じました。

今、ヒューマンデザインを深く学んでいるつもりですが、様々な知識を仕入れているのも、他人のためなのかもしれません。僕自身の人生の目的は「情報の統合者」「他人に方向性を示す」ですが、それらも自分から意図的に、戦略的に行うものではなく、他人から頼まれた時に教えると良い、と言われています。招かれるまま、頼られるまま、どんな情報が自分の中から引き出されるか……それも自分で観察するしかないようです。はい。