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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【占星学】左目に止められ、成功について思う

今日は神保町の古本まつりに行こう……と思っていたのですが、朝から左目がかゆく、いつのまにか真っ赤に充血。目薬はさしたものの、視界にも違和感があったので古書探しは断念。こういう場合「身体の声を聞きなさい」とも申しますので、これは身体が「出かけるな」と言っているんだなと解釈しました。

【増補改訂版】〈からだ〉の声を聞きなさい―あなたの中のスピリチュアルな友人

【増補改訂版】〈からだ〉の声を聞きなさい―あなたの中のスピリチュアルな友人

 

結局、午前中は目を休め、充血が引いてきた午後からのんびり読書。

実はここ最近「禅タロット」を引くたび、妙に「過去生」というカードが頻出しているので、これは何か過去生について確かめなさいということか?と思い、そっち系の占星術書を読んでいました。特にジャン・スピラーの「前世ソウルリーディング」をあらためて熟読してみたり。

前世ソウルリーディング―あなたの魂はどこから来たのか

前世ソウルリーディング―あなたの魂はどこから来たのか

 

出生図から前世を読み解く占星術書は数あれど、やはり僕が好きなのはジャン・スピラーの著作です。特にドラゴンヘッド・ドラゴンテイル(=ノード。日食と月食が起きる場所)からその人の前世を読み解く手法に興味があって、以前はどうにかこれ習えないものかと思ったものです。その後、やはりノードを用いてその人の運命を導き出すヒューマンデザインに出会ってしまったので、そちらへ進みましたが、今でも魅力的な占星術書だと感じています。

んで僕の場合、ドラゴンヘッド=ノースノードが牡羊座・第9ハウス(高等教育や哲学・宗教を司る)、太陽星座は水瓶座なので、その辺りを再読したところ、今だからこそ深く感じ入る箇所をいくつも見つけました。ヒューマンデザインの分析と相通じる部分もあり、ああやっぱりそうかと。

特に今日、作家として心に響いたのはこの部分。

もし本を書く動機が名声や名誉だった場合、それは成功しません。お分かりのようにあなたが自分のエゴイズムを満足させようとすると今生では必ず裏目に出ることになっているからです。しかし本を出すことにより人々を助けようと願った時、天井知らずの名声があなたの前に転がり込むのです。あなたは自分のためにも他人に尽くす人道的な面をぜひとも伸ばすべきなのです。(p463 水瓶座が必要とするもの)

ヒューマンデザインで見ても、僕は成功願望に捕まりやすいと出ています。実際、自分の本が売れてほしかったし、売れるための工夫もしてみましたが、裏目に出ると。これはすごく実感しますね。まあだいたい売るための工夫が多くなりすぎると、自分の書きたいものから離れてしまって、全然書く気になれないし、書いたとしてもハズしてしまうと。

そんな前世的な課題を背負った作家としては(本当か?)、個人的な成功だけを追うのではなく、他人の成功に貢献することで自分も成功すべきなのでしょう。ジャン・スピラーが言う「天井知らずの名声」を追ってしまうのもエゴなのでは?とも思いますが、ここではあえて結果を期待せず、他人を助ける本を書きなさいと。突然かゆくなった左目は、それに気づけとメッセージを発していたのかもしれません、多分……