2015年の初夢。僕は、5階にある自分の部屋に向かっているらしく、明かりもついてない暗い階段を上り続けていた。踊り場には、誰かが倒れていたけれど、それを無視して僕は先に進んだ。
やがて自室にたどり着いた僕は、風呂に入ろうと階下へ戻りかけた。けれど風呂場には明かりがついており、誰かが入っているようだ。僕は風呂に入るのを諦め、また自室に戻って掃除を始めた。よく見れば、部屋の中にはホコリが溜まっており、どこから入り込んだのか、小さなアリも這い回っている。僕はそれを掃除機で勢いよく吸い込み……目が覚めた。00:21。
初夢にしては暗いイメージですが、あまり悪い感触はなかったのです。
まず「階段を上る」は、人生の正しい方向に進んでいること。「暗い」=「光がない」と解釈すれば、まだその事実に気づいていない、理解していないということでしょうか。実際に今、正しい方向に進んでいる実感はありませんが、そのうち結果として見えてくるかもしれませんね。階数の「5」も、変化を意味する数字ですし。
倒れていた人は、なんとなく「病人」だった気がします。もしそれが不健康な自分自身だとしたら、その状態を置き去りにして、正しい方向に進んでいるのかも。
「風呂」は、リラックスしながら感情を浄化することを意味しますが、今それをやる必要はないのでしょう。いったん「階段を下りかけた」=人生の間違った方向に行きそうになったけれど戻ってきたので多分OK。
むしろやるべきは「掃除機での掃除」=感情の汚れを落とすことのようです。どちらも感情の浄化がキーワードですが、「掃除」の方がもっと意識的に行動するイメージでしょうか。「アリ」は、多忙さや迷惑なものを意味するので、いろいろ邪魔なモノを掃除した方が良さそうですね。
夢の中でホコリを見つけた時、「あっ、こんな所にもあったんだ」という感覚がありました。実際、僕の感情の中にも、まだ自覚できていないホコリがあるのかもしれません。さて、いったいなんでしょうね、気づいていないホコリって……