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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】雨の日を受け容れるか、憂鬱になるか

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「雨の日は憂鬱だ」と良く申しますが、僕は雨の日、そんなに嫌いじゃないです。外に出られないなら、もうその状況を受け容れるしかない。部屋でできることをやればいいじゃない、と思うのです。実際、昨日今日も雨でしたから、辞書を傍らにヒューマンデザインの英文テキストを読んでおりました。音楽もかけず、時々紅茶を口にしたり、寝転んだりしながら思索に耽り、雨の日を満喫するのも良いものです。

ヒューマンデザインで見ると、そんな雨の日を受け容れる性質も明らかになるのです。僕の場合、制限された状況を受け容れる個性があるため、切り替えが上手く働けば、雨の日でも楽しめるんだと思います。

お金が少ない時でも、少ないなりに楽しめるのもこのゲートのおかげですかね。たとえストレスが溜まっても、ぶらぶら散歩して、自販機で何か買って飲み、数百円のコストでもやもやを発散できるとか。

ただしこの個性が、周囲の制限を受け容れられないと、途端に憂鬱になるのだそうです。外出したいのに雨が降ってきた、買いたいモノがあるのにお金が無い、恋愛がしたいのに恋人がいない……ああ(溜息)……と。

しかもこの力が、より強力な個性(チャネル)として発揮されると、とても憂鬱になりやすいと言われています。その憂鬱さの原因は「いつになったらこの制限された状況が変わるんだろう……」というメランコリックさから来るのだとか。この雨はいつ止むんだろう、いつお金が入ってくるんだろう、いつ恋人が出来るんだろう……と、状況の突然変異を待ち焦がれるそうです。

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でも、止まない雨はないのです。状況はいつか変わる。ただ、いつ変わるかはまったく分からない。ただ変わる時を待つしかないのです。むしろ何も起きていない時こそ、突然変異の前触れとも申します。その混沌とした流れを受け容れられないと、憂鬱になってしまうんですね。

しかし憂鬱さも、決して悪いことではなく、そこからクリエイティヴな力が生まれるとも言われています。憂鬱な時こそ、自分がいったい何を求めているか、気づくものです。それを絵にしたり、文章にしたり、歌にすることもできるはず。雨の日に憂鬱になったら、いったんそれにどっぷり浸かって、自分の中から何が出てくるか、確かめてみてはいかがでしょうか。