望んでもいないのに、誰かと戦ったり競うことは、著しくエネルギーを消耗するものです。ましてお金が絡んでいたり、地位や名誉をかけて戦うなど、引くに引けない理由があるように感じると、なおさら勝敗に執着してしまったり。僕自身も最近、そのような戦いにちょっと巻き込まれ、おっと、このままだとヤバいぞと気づき、あわてて身を引いております。たとえここで退却しても、無駄な戦いにエネルギーを割くよりはマシだなあと思って。
そこで思考は「負けたらお金を損するぞ」「地位も名誉も失うぞ」と脅してくるのですが、いやいや大丈夫、ここで負けても後で取り戻せるから、と思える余裕が大切ですね。その時が来たら助けも来るだろうし、いずれ勝手に自分の望んだ状況になる、と流れを信頼するのも必要だと思うのです。ある種の遊び感覚ですかね。
それに対して、執着には遊び感覚がないなあと。とにかく必死。何としてでも!という思いは確かに強いけれど、強すぎて消耗度も激しい気がします。執着してくる相手を、遊び感覚でひらりとかわせば、いずれ相手もへとへとになるかなあと。まあ執着する人って妙にエネルギーが強いので、しぶとい場合も多いんですが(^_^;)