- 作者: ドミニック・ローホー,笹根由恵
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/01/26
- メディア: ペーパーバック
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今日も断捨離的に押し入れの整理。プリントアウトした資料をファイル5~6冊分、着なくなった洋服を数着、処分してみたり。まだ捨てるべきモノはあるけど、ちょうどゴミ袋ひとつ分になったので、今日はここまで。少しずつでもいいから、こまめに捨てていけば、そのうちぽっかり大きなスペースが空くものです。
ドミニック・ローホーは著作で「モノにしろ思考にしろ感情にしろ、自分に必要か必要でないか、リストアップして捨てましょう」と説いています。僕の場合、わざわざリストを書きはしないけど、頭の中でモノに優先順位はつけてますね。しばらく使わないモノ=三軍、たまに使うモノ=二軍、よく使うモノ=一軍とか。
ところがしばらくすると、三軍を何年も使わないことに気づくのです。押し入れにしまったことすら忘れている。だったら無くてもいいじゃないかと思い、ばさっと捨てる。すると今度は、二軍の中でも滅多に使わないモノが三軍落ちする。ヘタすると一軍の中からも三軍落ちするモノが出てきて、処分される。そのくり返しで、少しずつ減らしている感じですね。
そうやって徐々に身の回りのモノを減らしていくと、たしかに思考や行動がシンプルになりますね。良い意味で選択肢が少ないので選びようがない。本当に読みたい本しかないし、本当に着たい服しかない。中途半端な選択肢は無い方が楽です。
でも以前は、特に本は、ずらっと大量に揃えるのが好きでした。資料ということもあり、とりあえず買うだけ買ってたいして読みもせず、積ん読状態の本ばかりが溜まっていくと言う。でもそんな本が並んでいる眺めも良いし、選択肢が多いと悩む楽しみもあって、つい放置しちゃってましたね。
人間、年を取るにつれ、だんだんエネルギーが減ってくるのだから、やりたくないことは今まで以上にやれなくなってくるし、やりたいことしか出来なくなってくる。ある意味どんどんわがままになる。関わりたいモノとしか関われないし、関わりたくない人とも関われない。でもそれで良いんだと思ってます。はい。