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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】自分は働き者なのか、のんびり派なのか

今日のニュースで「働かない働きアリ」の話題が目に入りました。以前からアリの中には20~30%の割合で「働かない働きアリ」がおり、彼らを取り除いてもまた20~30%が働かなくなる、とは聞いていましたが、それが組織的なバックアップ要員を務めているという話は初耳でした。100%が働いたとしても決して効率的な組織になるわけではなく、誰かが疲れて倒れた時のために予備が要るのだとか。

戦争でも、すべての部隊を前線に貼り付けてしまうより、戦線が崩れた時に穴を埋めてくれる予備部隊を確保しておくことが重要なのと一緒ですね。スポーツチームで言えば、一軍選手の故障に備えて、いかに厚い層の二軍選手を確保しておくかとか。

ヒューマンデザインでも、世の中の70%は「働き者=ジェネレイター」タイプだけれど、残り20%の「ガイド役=プロジェクター」、9%の「王様=マニフェスター」、そして「1%の人=リフレクター」は働く体力が無いとしています。

ここで言う体力とは、週5日、九時から五時まで働いて、さらに残業したり、飲みに行ったり習い事に行ったり、帰宅して家事をこなすなど、くたくたになるまで行動してバタンキューで寝ても、翌日また仕事に行ける体力のことを言います。それが出来るのは世の中の70%であって、その他30%の人にそこまでの体力は無いと。

これは生まれた時の星の位置と、生まれる約88日前の星の位置から決まってしまうだけなので、体力が無いからと言ってナマケモノということではありません。その他30%は、のんびりしたペースで働いたり、好きなことで楽しみながら稼ぐなど、ジェネレイターに「えっ、そんな働き方もあるんだ!」とインパクトを与えるために存在すると言われているのです。

しかし世の中の70%はジェネレイターですから、少数派ののんびり派を見ると「週5で働かないなんてどうかしている」と思うこともあるでしょう。のんびり派にしても、大多数のジェネレイターを見てしまうと「私も必死に働かなくちゃ」と思いこんだり。僕自身も9%のマニフェスタータイプのせいか、周囲からもっと働けと言われたり、自分でも無理して働いて身体を壊したこともありました。

和歌山の山間部では「最低2万5千円あれば1カ月暮らせる」そうで、まさに30%の少数派向けのライフスタイルだなあと感じました。もちろん「生活が保障されてないじゃないか」というご意見もあるかとは思うのですが、終身雇用が崩れた今、会社に入ってもリストラだなんだで生活が保障されませんよね。給料をもらう代償に会社から過酷な要求を突きつけられ、ストレスにまみれるくらいだったら、得られるお金は少なくても気分良く過ごせる人生を選ぶ方が良い……と思うのも、僕自身が少数派の30%だからでしょうか。

ヒューマンデザインの分析を通して、自分が「働き者=ジェネレイター」かそうでないか、それを知るだけでも結構大きな意味があるんですよ。

 

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