3月23日、天秤座月食の夜の夢。僕は、三十年前に亡くなった祖父と一緒に、閉店間際のデパートにいた。僕たちはエスカレーターに乗って上の階へ、そのまた上の階へと上っていく。そのうち祖父が寒いと言いだし、僕は着ていたジャンパーを羽織らせてあげた。やがてデパートの屋上に着くと、そこにはビアガーデンがあり……目が覚めた。23:54。
昨夜の夢では、新宿の地下街で何かの授業を受けていた。授業そのものはあっさり終わり、僕は地上へ出たが、工事をしているのか、ガレキで道が塞がれている。
そこで新宿駅に入ると、長い長いすべり台を下から延々と上ることになった。ようやく頂上にたどり着くと、窓のような狭い出口があり、年配の女性が手を差し伸べている。すべり台から身を乗り出し、窓から入るのは結構危険だ。なにしろ見下ろせば、ものすごい高さまで上がってきており、地面はもう見えない。でも僕はなぜか(初めてじゃないし、もう慣れたなあ)と感じていた。しかし窓辺に突然、小さなヘビがにょろにょろと現れた。まるで窓に入ろうとする僕を邪魔するように。けれどそのヘビさえも怖くはなく、僕は窓へ乗り移り……目が覚めた。01:07。
どちらの夢にも共通する「上がる」は、正しい方向に進むこと。特に「エスカレーター」は、ベストの選択でベストの方向に向かっているという意味らしいので、ほっと安心。
一方、昨夜の夢は、進もうと思っていた道が塞がれ、「駅」=新たなキャリアの出発点に向かい、すべり台を逆走するような苦労をしつつも、なんとか頂上まで登ってきたとと。「窓」は、認識力や気づく力などを意味しますから、そういった視点・観点を得られるのかもしれません。
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ただ、最後に「一匹だけのヘビが現れた」のは、精神的な開眼が必要であり、そのための問題や障壁に立ち向かう必要があると。しかし以前より難なく対処できる、という解釈だそうです。たしかにヘビは怖くなかったし、『初めてじゃない』という感覚も、もう対処力が身についたせいかもしれません。しかし開眼に必要な障壁って、結構厄介な問題が現れてきそうですね。まあ、それに対して心の準備をしておけよという夢のメッセージなのでしょうが……