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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【夢日記】逃げる男、分解されたベッド、火を吐くヒュドラ

http://www.flickr.com/photos/78409401@N08/13576696273

昨夜の夢。僕は警察官という設定で、仲間たちと一緒に犯罪者を追いかけていた。ところが狭い路地まで追い詰めたところで、他の刑事がヘマをやらかし、犯罪者は逃げ去ってしまった。しかし僕はたいして悔しがらず、やれやれ仕方ないと思いつつ、疲れたようにベンチに座った。そこへ年配の女性警官がやって来て「お互い、独り身は気が楽で良いわよね」と言う。僕はなんだかその女性に無性に甘えたくなった。

次に僕は、公衆トイレで用を足した。すると泉谷しげる似のおっさんが「早く代わってくれ」とばかりに入ってきて、僕は追い立てられるように外へ出た。

僕は階段を数段上って、自分の部屋(現実の自室とは全然違う)に入った。室内には近所の子供たち二人(男の子と女の子)が入り込んでいて、おもちゃは散らばってるわ、ベッドは4つに分解されてるわで足の踏み場もない。傍らでは子供たちのお母さんがブツブツ言いながらおもちゃを片づけているが、僕は怒りもせず、ベッドを元通りにし、床に落ちていた洋服をハンガーにかけていった。

そこへ従姉妹が現れ「ケーブルテレビの契約書にサインしてほしい」と言う。僕は、うちの契約主は父親だから自分はサインできない、親父に頼んでくれと断った。

http://www.flickr.com/photos/43659806@N02/9496861709

確認のため、部屋のテレビをつけてみると「ロード・オブ・ザ・リング」のようなファンタジー戦記映画を放送していた。川の港に白い帆を張った軍船が並び、上空には大きな鷲も飛んでいる。角笛が吹き鳴らされ、今から大軍勢が出陣する場面のようだ。その中にはヒュドラ(ギリシア神話に出てくる多頭の蛇。首を1本切り落としても、その切り口から新たに2本の首が生えてくるという伝説の怪物)もいて、いくつもの口からバンバン火球を吐き出し、攻撃を始めた……というあたりで目が覚めた。07:32。

ドリームブック 夢辞典(改訂増補新版)

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「犯罪者」は、自分をごまかし能力をセーヴすること。逃げ去ったのは、もうそういう状態が去ったのか、いまだにセーヴしたままなのか。「独り身の女性」は自分の女性性なのかなあ。「トイレ」は過去の体験を洗い流す場所ですが、自分よりもその必要があるおっさんがいる、ってことですかね。「ベッド」=眠り、休み、リラックスする場所が4つに分解されていた、というのも意味深。まずはそこを整える必要があると。「サイン」=自己表現だそうで、誰かの許可を得ないとサインが出来ないという状況でしょうか。あまり良くはなさそう。

一番気になったのは「テレビに映ったファンタジー軍隊の出陣」ですかね。「テレビ」は、自分が人生にどのように対処しているかを表しているそうです。「映画」と解釈するなら、今自分が考えていること。なんだろう、いよいよ戦争に備えて出陣するのでしょうか。その中に「ヒュドラ」がいたってことは、首を切られても倍になって復活するしぶとさ、火を吐く猛々しさがあるのかもしれません。

幻獣辞典 (河出文庫)

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