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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【夢日記】無個性と強迫観念の街

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昨夜20:24に牡羊座新月ジャスト。そんな新月の夜に見た夢で、僕は、高架上を走る電車から車窓を眺めていた。友人も一緒にいたが、何か悩みがあるらしい。僕は「次の駅に行けば、知り合いの良い占い師がいる。あの人なら友人の悩みを解決してくれるだろう」と考えていた。

やがてその駅に着き、僕らは電車を降りた。見知らぬ駅だが、僕はその駅に以前、何度も来ていたという夢設定だった。しかし懐かしいはずの駅前には、ホームレスの男性が十数人たむろしており、占い師がいる気配もない。

するといつの間にか、僕たちはどこか室内に移動していた。そこではメガネをかけた男性が、酔っ払っているのか苦しがっているのか、とにかくのたうち回っている。見ると男性の財布には2万円ほど入っていた。やがて男性は300円を握りしめて立ち上がり、スロットマシーンのような台によろよろと駆け寄っていく。どうやらここはカジノのような場所で、男性はギャンブル依存症らしい。僕らはその男性を見て「まだお金は持ってたけど、そろそろヤバいね。お金が無くなるね」と話し合った。そこへ入室してきた男性が僕らを見て「おや、君たちみたいな人がこんな所へ来るなんて珍しい」と言う。たしかに場違いだなと思いつつ、僕は外へ出ようとして……目が覚めた。02:00。

ドリームブック 夢辞典(改訂増補新版)

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まず夢の中の「占い師」は、指導者や高次の自己(ハイヤーセルフ)を意味するそうです。しかし着いた街には「ホームレスの集団」=一時的に個性をなくした集団しかいなかった。「電車」=キャリア上の進路を進んで到着したってことは、指導者のいない無個性な職場やキャリアに着いたってことですかね。

依存症の男性の様子は「次やれば勝てるぞ」「勝つまで賭けるぞ」「ここで止めたら今まで賭けたお金が無駄になっちまう」という強迫観念に駆られているようでした。もう失敗していると分かっているのに、失敗を認められず、勝てるまで突き進もうとする。けど突き進んでも勝てはしないし、むしろ損や傷が大きくなるだけ。止める勇気がない。自分の失敗に向き合えない。そういう人が僕の身近にも居るのでしょうか。

うん、どうも街ごと、どうにかする必要がありそうですね。僕はそれを眺めて観察してきた。さて、どうしましょうかね?

Flicker Photo by cwessd