NO PLAN NOTE 

ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【夢日記】トンネルからお寺へ、そして黒い高層ビルへ

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昨夜は、久しぶりに強烈な夢を見た。夢の中、僕は、真っ暗なトンネルを走るバスに友人たちと乗っていた。道はがたがたしていて、山道のようだった。そのうち前方にトンネルの出口を示す光が見えた。ああ、これでトンネルを抜けるな……と思った時、出口に警備員のようなシルエットの男性が現れ、大きな四角いフタで、出口を塞ごうとしたのだ。

途端にバスは、あわててバックし始めた。なるほど、前方の出口を塞がれるだけでなく、後方の入り口まで塞がれたら、トンネルの中に閉じ込められてしまう。運転手は咄嗟にそう判断したんだな……と思ったあたりでシーンが切り替わった。

次のシーンでは、僕はバスを降りた仲間たちとお寺の本堂にいた。とりあえず旅の無事を願って仏様にお詣りし、また外へ出かけようとすると、土間に僕の靴が無い。外は雨も降っているが、それでも僕は本堂を出て、やはり山道のような坂を上り始めた。そのうち道も無くなり、岩場につかまりながら上っていった先で、急に視界が開けた。

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岩場を越えた先には、大都会が広がり、その向こうに黒く尖った高層ビルが見えた。それが目的地らしく、僕らは「おー、いよいよデビルズタワー(映画「未知との遭遇」)が見えた気分だなあ」と声をかけ合った。

しかし岩場から先に向かうには、街の上空に建設されたムーヴィングウォークを通らなければならないらしい。しかもそれには手すりが無いうえ、通路自体も細く、バランスをうまく取って立ち続けないと、下の街に落っこちてしまうのだ。

僕は靴も無く、岩場にしがみつくだけで精一杯だったので、仲間に「どうぞお先に」と言った。なんならムーヴィングウォークに乗るのは一番最後でもいいやと思って。ところがなぜか僕は不安定なまま、2番手でそれに乗り、思ったよりうまくバランスを取って、すすすすすーっと前へ進めてしまったのだ。近くには女子アナみたいな誘導員がマイクを持っていて「その調子ですよ!」と励ましてくれて……目が覚めた。02:15。

ドリームブック 夢辞典(改訂増補新版)

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これは「旅」=自分の探求、経験の夢ですね。「バス」=自分の潜在能力に任せて、「闇」=無意識に、「トンネル」=新たな可能性へ続く通路を走って行ったら、出口を塞がれるような体験をした。しかし無闇に出口へ突っ込むのではなく、いったんバックして「お寺=神聖な場所」=魂の気づきを得ると。「靴」=人生の旅で自分を守ってくれるモノは無くなったけど、それでも「山道を上がる」=正しい方向に進むと、目的地である「黒い」=未知の「高層ビル」=大きなチャンスや可能性にたどり着ける。そのために「都会」=濃密すぎるコミュニケーションにハマらないよう、バランスを取って進むことができる……という感じですかね。

ここ一年の自分を振り返ってみると、まさにそういう「旅」の途中にあるようにも感じます。後は、バランス取りつつ、目的地に向かって進むだけですね。

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