NO PLAN NOTE 

ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】しくじるために生まれてくる

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【ヒューマンデザイン】「The Difinitive Book of Human Design」 - NO PLAN NOTE

ここ数日「The Difinitive Book of Human Design」のプロファイルの章を翻訳中。プロファイルは「人生の目的を果たすために演じる役割」と言われ、全部で12種類あります。自分らしく生きると、研究者や隠者、試行錯誤をする人、ネットワーカー、救世主、模範、といった自分本来のアーキタイプ(原型)に近づき、人生の目的(インカネーションクロス)にも正しく取り組めるそうです。

ちなみに僕自身のプロファイルは、意識的には模範、無意識には隠者です。自分ではみんなの前で模範を示そうとするけれど、身体は勝手に隠遁したがるんですね。でもその振る舞いが、人生の目的を果たすためには必要らしいのです。

そして人類のうち64%の人は、失敗するための役割=プロファイルをもって生まれてくる、とも言えるのです。そう聞くと「しくじる役割なんて嫌だ!」とお思いでしょうが、実は失敗にこそ学びがあり、発見があるとも申します。しくじった自分を認めることで、気づきを得て、成長する。それが人生の目的になっている方も大勢いらっしゃるのです。

「しくじり先生」日めくりカレンダー

「しくじり先生」日めくりカレンダー

 

最近も、有名人の不倫や薬物問題、政治家の不正疑惑などが頻発しておりますが、それもみな、気づき、成長するための前段階、しくじりのプロセスだと考えれば、ああ頑張ってしくじりを認めてね、とか思うわけですよ。

しかし誰でも、失敗を認めるのは怖い。失敗したらそれまでの信頼を失ってしまう……と不安になり、なんとか失敗を揉み消したり、失敗していない振りをする。しかしそれでは人生の目的は達成できませんし、むしろ隠していた失敗を暴かれ、さらに失敗してしまうこともあります。渦中の人物を観察すると、なかなか厳しい役割だなあと思いますが、そういった運命まで解き明かすヒューマンデザインは、恐ろしいなあとも感じたり。

ちょうど30年前のヒット曲、Human Leagueの「Human」も、失敗するために生まれてくる人間を歌っています。当時、高校生だった僕は「えっ、失敗するために生まれるってどういう意味?」と、やけに心に刺さった思い出があります。あの時の疑問を、30年経った今、ヒューマンデザインを通して学んでいる、というのも不思議なものです。

ちなみに僕自身は、失敗した人を見つけて「ああすると失敗するからみんなも気をつけてね」と宣伝する役割(人類の約33%)なんだとか。そう聞くと、やけに気楽そうですが、こちらはこちらで面倒な部分もあり。それについてはいずれまた……

 

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