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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【夢日記】暴力的な家から出る

violence

昨夜の夢。僕は、(見知らぬ)友人の家に遊びに来ていた。友人の家は、古い洋館のような豪勢な造りで、どうやらお金持ちらしい。友人の父も、立派な身なりだが、この父親が(僕に見えない場所で)家族に暴力を振るっているらしい。その反面、僕の前では良い父親を装うという、絵に描いたようなDV(ドメスティック・バイオレンス)男なのだ。

僕が帰ろうとすると、友人の父は大きな門を開けてくれて「君は良い子だね、またおいで」などと言うが、僕はゾッとしてその家を出た。すると買い物帰りの自分の母親と出会い、母親はその友人父を評して「うちもあれぐらい厳しく育てれば良かったわ」などと言う。僕は「あんなの躾じゃねえよ。犯罪じゃねえか」と言い……目が覚めた。ものすごく濃厚な夢だった割には、まだ00:34だった。

ドリームブック 夢辞典(改訂増補新版)

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夢の中の「父親」は自分の男性性、「母親」は女性性を表すそうですが、今回はどちらもロクなもんじゃなかったですね。暴力を振るいながらもそれを隠す「父親」と、それを知っていながら許容してしまう「母親」っていう……。まあ夢の中の自分は、その双方を否定していたので、そうなってはだめだよという戒めなのかなと。あるいは、暴力的な父親の家から出る=暴力的な男性性から解放される、という意味かも。

また家庭内に限らず、暴力的な男性性や、絶対的な父権制度で支配されている企業や組織、共同体は多々ありますから、そういったものからの解放、脱出という意味合いも見えてきたり。昨日もニュースで、中高生SNSの強権的運営が明るみに出ましたが、もう、そういった古いやり方は通用しなくなってくるし、それがどんどん暴かれる時代だよなあ、とも思ったり。現実と夢のシンクロですなあ。