ジョーゼフ・キャンベルが言うには、愛ある結婚は冒険である。―ジョーゼフ・キャンベル対話集
- 作者: ジョーゼフキャンベル,Joseph Campbell,馬場悠子
- 出版社/メーカー: 築地書館
- 発売日: 1997/05
- メディア: 単行本
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今年最初に読んだのは、「ジョーゼフ・キャンベルが言うには、愛ある結婚は冒険である」です。長いなタイトル。同著者の「神話の力」と同じく、こちらも神話に関する対話集。タイトルにある結婚うんぬんは、最後に、著者キャンベル自身の結婚観も交えて語られています。キャンベル曰く、人は、結婚とはこういうものだ、結婚相手にはこうあって欲しいという先入観を持っているが、それを捨てなければ、愛ある結婚はできないと。独身でいることのシンプルさを捨てて、歩み寄ることが必要だとも説いています。
ヒューマンデザインで自分を見てみると、他人からの影響によって自分を見失う恐怖がある、と出ています。他人から距離を置き、独身でいれば、影響を受けることも無く、自分自身を保てます。しかしそれではパートナーシップから得られる喜びが経験できない。まして僕の場合、自分の目的を達するには他人が必要、と出ています。他人を避けていては、人生の目的にたどり着けず、いつかは他人を受け入れつつ、自分をキープするという冒険に出る必要があるんだろうなあ……と、読みながらしみじみしてしまいました。
実は「星ダイアリー2017 水瓶座」にも、これとほぼ同じことが書いてあるんですな。2017年の水瓶座は、結婚相手はこうあるべき、という縛りから解放されると。まあ、確かに若い頃は「やっぱり男が稼ぐべき」「自分でちゃんと稼げないうちは結婚なんてとんでもない」という先入観がありましたが、最近はもう自分が働くタイプではないと分かったので、主夫になるのもOKという感じです。と言っても、特に今、具体的に結婚の予定は無いのですが、ここからの一年で、そういう気づきが増すのかもしれませんね。